2018年12月14日

カルロスゴーン捜査の『司法取引』って何だったの?

 どんどん迷路に嵌りこんでしまったカルロス・ゴーン日産会長逮捕劇で、引くに引けなくなってしまった感のある特捜部と日産役員だが、当初から言われていた日産と特捜部の間で行われた『司法取引』の内容が一向に明らかにならない。

 

法律にはド素人の私が見ても今回の逮捕劇の異様さはすぐわかる。
グローバル企業の会長を、まるでテロリストでもあるかのように夜中の空港で緊急逮捕。
間髪を入れず日産の社長が記者会見で、カルロスゴーンの強欲さを滔々としゃべる。
翌朝には極悪人であることを印象付ける新聞記事やテレビ報道が繰り返された。

これ朝日新聞社の特ダネ大スクープであった。その朝日新聞が今何と言っているか?

12月13日の朝日新聞社会面トップ記事の見出しは
【検察と二人三脚、日産の誤算 事件本筋、背任より報酬隠し】

 

である。つまり朝日新聞のこの記事は、事の危うさに気づき『日産』の『誤算』という言葉で全責任を日産におっかぶせ始めたのである。
戦前国民を煽り軍部にハッパをかけ、日本を大東亜戦争に追い込みながら、戦後は軍部に全ての責任を負わせ、今日まで正義の旗を振りかざし国民を導く『クォリティー・ペーパー」を演じてきた朝日新聞のことだから、これくらいでは誰も驚きはしない。しかしみっともない。実に醜い。

 

 だが問題は日産の西川社長が言っていた『司法取引』である。
海外の『司法取引』は、他の重大犯罪の証拠を握った犯罪者に、減刑又は不起訴を餌にその証拠を提出させるものだ。ずいぶんと「同義に反する阿保なやり方」だと思うのだが、事件解決には有効だろう。その犯罪者の犯罪も重大犯罪の中身も結果もすぐ判る。

だが日本の『司法取引』はどうなっているのだ? 
司法取引したのは誰だ? 
その人の犯罪は何だ? 
ゴーン氏の逮捕につながる証言とは何だ?

これらの内容が一向に判らない!

 

本当に馬鹿げた事件に日本人として恥ずかしいのです。(以下過去記事)

〇これじゃ韓国だ!どうした日本の司法!

〇『推定無罪』だっていうの

〇日本のサラリーマン全員!脱税で逮捕!

〇ゴーン訴訟が米国の意向?

〇カルロス・ゴーン氏の犯罪?ですか?

 


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