2016年12月18日

ロボット社会はユートピア?

AI(人工知能)による車の自動運転の実現に、車メーカーだけでなくグーグルやアリババなどのIT企業が血眼になっている。
本来のAIの使い方を模索すれば、法律家や医者や学校の教師といった職業なら今でもすぐにその一部または大部分をAIに置き換えられそうだが、不思議な話でそういった話はとんとでてこない。


まあわからなくはない。彼らは知的資産を持つと思われる資格や特権を有す高給取りである。休みなく働き威張ったりしないAIが登場すれば彼らの大半は職を失う。だから彼らを気遣い、誰も肝心なことに口をつぐんで、『自動運転技術』の話ばかりしている。


たしかにAIの利用が進み働き場所がなくなったら人間はどうやって稼げばいいのだろう?
もともと人間が働かなくてもいい社会を作るために生まれてきたAIなのだから、その点を真っ先に解決しておかなければ大混乱を引き起こす。


そこで一つの提案をしよう。
AIの利用でカットできるコストをすべてAI導入税として企業に支払わせるのだ。
それを人間に等分に分配する。最低所得補償(ベーシック・インカム)に近い。
それならば人間は働かなくても生きていける。
あとは働きたい人だけ働けばいい。クリエイティブな人が最も尊敬される社会になる。
悪い奴らは分配金をカットする。悪い国にはAI技術を渡さない。

ひょっとして本当に『ユートピア』が実現するかもしれない。


いやよく考えると、今でもAIではないが人間に代わって効率よく仕事を進める機械はどこにでもある。
それらに対して、人間の働きに換算した税を課してもいいのだろう。いますぐ取り掛かってくれないかな。

それとも、こんなことを考える人間が退化して、人類が消滅する可能性の方が高いかな?


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