2019年9月21日

メディア・大衆の狂気『魔女狩り』

『東電旧経営陣に無罪』
『国予測信頼性否定』
『現行司法の限界示す』
『原発事故の責任は誰も負わないのか?』

 

誰でもいい見せしめの磔刑を求め、
無責任に群衆を煽り舌なめずりしていた新聞社が見せた
卑しい性根と邪悪さ丸出しの見出しが紙面に躍る。

(9月19・20日の各紙)

 

 

≪無罪≫
2011年の福島第一原発事故で、『業務上過失致死傷罪』で起訴された東京電力の元経営陣に下された無罪の判決に、多くのメディアが『不当判決』の烙印を押している。これ以上のポピュリズムはあるまいとおもう。

事故後しばらくして、福島から遠く離れた『原発10キロ圏内の我が家』まで、近所の『原発反対派』であろう人達が『原発廃止署名』を求めて訪れ、「もしも原発事故が起きればみな死ぬのよ」と脅すのだ。
そんな彼らに、「津波ではなく原発事故では何人死んだのですか?」と聞くと誰も答えられない。こんな無責任かつ馬鹿げた署名活動はあるまい。

原発事故で死亡した人は誰一人いない。その事故で『業務上過失致死傷罪』で有罪になるはずがない。彼らの主張は根本的な事実を無視していて、これではまるで『韓国人の難癖』である。

 

≪国予測信頼性否定≫
全く身勝手にもほどがある。国の予測を否定した? メディアに身を置くなら「地震の予測について学会でも何ら結論は出ていない」ことくらい知っているだろう?はっきり言えば『不可能』という意見が大勢である。
それを基にした国の予測に強制性を持たせられるはずもない。『国予測』に『信頼性』があるというなら、真っ先にメディアが信頼性の裏付けを取り、「地震が起きる前に法制化を促し、各企業に対策を講じるよう指摘する」べきだろう。
それをせずに『信頼性否定』とは言葉を弄ぶにもほどがある。メディよ少しは恥を知れ!

 

≪現行司法の限界≫
ええ、司法改革で地震も津波も来なくなるならぜひともおやりなさい。まああなたたちが使う『司法の限界』は、「自分たちの思い通りにならなかった時に用いる常とう句」であることは指摘させていただきます。

 

≪原発事故の責任は誰も負わないのか≫
「責任は誰にあるのか」ではなく「誰も負わないのか」という言葉に、この裁判を主導している人達の『人品骨柄』が実によく出ています。「自分たちは被害者である。何が何でも加害者を探し出し罵詈雑言を浴びせ・磔刑にかけねば自分たちは救われない」という日本人離れした感性に取りつかれた人達の思いが、つい口の端に上ったのだろう。

 


原因は地震と津波です。その原因に対しては誰にも責任はない。だから日本人は歴史上なんども天変地異に見舞われながらも「誰も責めることなく力を合わせる」ことでその都度復活することが出来た。
「天災の責任を人間に求める愚者」が溢れていたら、とっくの昔に日本は消え去っていただろう。

 

原発事故の原因は第一義的にこの『天災』である地震と津波にあるのは間違いない。
だが「天災忘れたころにやってくる」という言葉通り、人間がいくら対策を講じても「いつか必ず予測を上回る大きさでやってくる」それが先の言葉の真意なのだ。だから天災に責任を問われる人間はいない。


人間にやれることは、天災により誘発された事故の原因を突き止め、いつかやってくる天災に備えることなのだ。
ヒステリックに危機を煽り・文明を否定し・加害者を求め騒ぎ立てる、こんな「阿呆のやること」に惑わされてはならない。

 

メディアよ、君たちの掘った墓穴は、もう君たちが身をひそめるには十分である。それどころか、もはや君たち自身で這い上がることが出来ぬほどの深さに達している。そして堀だした土の壁は周囲にそびえ、今まさに崩れ落ちんとしている。あと一掘りして土を放り上げれば、壁は崩れ落ち重きふたとなって君たちの墓標となるだろう。
あと一息だ。君たちの苦労は報われる、がんばれ!

 

わたしはいないと思ってるが、『原発事故が直接的死因』となった方はいるのですか?


コメント(3)

  1. LENNONより 

    何故か東電はバッシングの嵐だが当時の政府にはパッシングで誰も何も文句を言わない。と、言う事は現政権に敵対し東電を批判する事で日本の弱体化を狙ってる連中とメディアが表裏一体である事の証明だと断定して良いのかも知れない。既に地震予知など夢の世界だと思われてるのが主流なんだが。原発反対、軍備反対、その他何でも反対の団体組織も同じ構成員かも知れない。

  2. 匿名より 

    これもまたモリカケと同じく、反日活動家をメディアが後押しする倒閣運動なんだね。

  3. 西門の鬼より 

    レミングの群れが海に突撃するように、中国の小説中島敦の小説 ”突撃”のように突撃して阿鼻叫喚の民族が見える。これは現実なのか。

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