2017年1月13日

予想外!トランプ氏は本物の馬鹿だった

「TPPをやめる」と発言した時から「アレレ?」なトランプ次期米国大統領が、選挙終了後2カ月もして初めての記者会見に臨んだが、そのあまりの無知と小物ぶりに世界があ然としてしまった。


メキシコ国境に塀を創るという馬鹿の見本のようなことをすぐ実施して、費用はメキシコからの輸入品に上乗せする関税で徴収するというのだ。
また「メキシコに進出している自動車メーカーには高い関税をかける」と言い放ったが、その振り上げた拳をどうやって下すのか?髪の薄くなった自分の頭にしか拳の落としどころはないように見える。


アメリカファーストで企業人らしく「他国を踏みつけてでも赤字を解消する」と言っているのだが、アメリカドルが現在でも圧倒的な力を持つ国際基軸通貨の地位にあることの意味が解っているのでしょうか?
輸入を減らしてアメリカの赤字を無くすると、世界中からドルがなくなって、結果的に基軸通貨国であるアメリカも破綻してしまうことを理解しているのでしょうか?

 

あと1週間ほどで現実になるが、どうやら本物の阿呆を超大国アメリカの大統領にしてしまうという、惑星衝突なみの歴史的惨劇を招いてしまったかもしれない。

そのうえ、「ロシアに女性がらみの弱みを握られている」という噂について記社から質問され、まともに応えないばかりではなく、記事にしたCNNの記者の質問を「お前のところの組織はクズ。質問には答えない」という暴言を吐いて、最後は一方的に会見終了を告げ引き上げていった。

金儲けのことしか考えていなかった商売人がヤクザに首根っこを押さえられ、儲かりさえすればと中国とでもロシアとでも相手かまわず手を組む。


そうなれば、ポピュリズムに流れるEUも、まだ未成熟な東南アジア諸国も、米国を味方につけた中露に手籠め同然に蹂躙される。
果たしてその時、ロシアや中国といった非民主主義・独裁国家の暴力に、トランプ氏自慢の暴言で対抗できるのか?とてもそうは思えないが、それで腹を立てて自棄になれば核戦争だ!

1月20日の就任式まであと一週間。
ドナルド・トランプ氏の頭上で神の奇跡のラッパは鳴り響くでしょうか?

 


コメント(4)

  1. トマトより 

    トランプは面白いこと。

  2. 老婆心の老婆より 

    アメリカ大統領といえどもマスコミと黒人社会を敵に回してはとてもやっては行けないでしょうねぇ!
    大統領になれば何でも出来ると思っている馬鹿さ加減が馬鹿としか言いようが有りません。
    近年にない支持率の低い大統領になるのは目に見えています。

  3. reporterより 

    トランプ氏の演説や会見内容を各国語に翻訳する通訳達が、
    「トランプ氏の話は論理的ではなくとても翻訳しずらい」と嘆いている。
    この困惑は日本人には良く判る。

    なにせ、韓国語を翻訳したニュースは「何を言いたいのかさっぱりわからない」からだ。
    トナルト、トランプ氏は、韓国人と同じ能力と思考回路を持つ人物。
    こりゃあたまらん。聞く耳持てぬわ!

  4. reporterより 

    「メキシコ国境に壁を作る」→「勝手につくりゃいいじゃん」
    「金はメキシコが払え」  →「何言ってんだお前?馬鹿じゃね?」
    「じゃあ関税掛けるわ」  →「本気?おい、やべえよ。本物の馬鹿だ!お薬お薬・・・」

    トランプの髪の毛と正恩の髪の毛と入れ替えたら区別がつかない!

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