2017年1月21日

繋がった!アメリカ冷血の系譜!

 2017年1月20日 アメリカに新しい大統領が誕生した。
誰もが予想しなかったD.トランプという、アメリカ大統領になるには70歳という異例な高齢、成功した実業家の傲慢さ、巨躯で金髪・鬼のような赤ら顔で、口を開けば
「赤字解消(金儲け)の為なら何でもする。それが自分の仕事でありアメリカとその国民の利益だ!」
「私は口先だけの今までの人(大統領)たちと違う。必ずアメリカを再び偉大な国にする!」
アメリカ大統領の就任式の演説でも傲然と胸を張り、居並ぶ歴代大統領は暗い顔をしてうなだれていた。


 2016年2月 アメリカ大統領選挙の予備選が始まったころ、あるユダヤ系アメリカ人の老人がモスクワ空港に降り立った。
彼はプーチン大統領に、この世界を支配する闇の組織が第三次世界大戦を意図していると吹き込んだ。
日本人には疎い話だが西洋社会では16世紀に生まれた王侯貴族やキリスト教司教といったエスタブリッシュメントがメンバーとなる組織で、この男はその組織の秘密を知り尽くしているといわれている。プーチンはこの男の話に興味深げに耳を傾けた。


 1968年11月 アメリカ大統領選を間近にひかえ、パリで和平交渉の締結を目前にしながらベトナムは突然交渉を打ち切った。かのユダヤ系アメリカ人に「次の大統領の下でより良い条件で和平を実現できる」とささやかれたのだ。だが新大統領となったニクソンは、4年後に全く同じ条件で和平交渉を締結した。ユダヤ系アメリカ人の悪魔のささやきに、4年間でアメリカは2万人の若者の命を失いベトナムと周辺国は数知れない人命を失った。


 1970年 ベトコン掃討のためにカンボジアに進攻したアメリカ軍は、ニクソン政権の中枢に収まったあのユダヤ系アメリカ人の提案で、第二次大戦中に日本に投下した爆薬の3倍の量で絨毯爆撃を凶行した。カンボジア農民は疲弊し、左派武闘組織『クメールルージュ』の浸透を招いてしまった。後1975年からポルポトの指揮する『クメールルージュ』は知識人を中心に推定300万人・カンボジア国民の1/3を虐殺した。その影響でカンボジアの平均年齢は今でも25歳程度といわれている。当時の平均年齢ははるかに低いはずだ。このポルポトに「アメリカは貴殿の友人である」と伝えたのはかのユダヤ系アメリカ人だ。


 1971年7月 かの男は大統領以外には誰にも知られず北京空港に降り立っていた。米ソが最も激しく対立していたさなかである。当時中国は文化大革命の後遺症もあり領土・国民は大国だが経済的・軍事的な力は米ソに遠く及ばなかった。彼の男が進言しニクソン政権がとった政策は中国を利用して米ソの東西冷戦で優位に立つという戦略だ。その戦略的妥当性は認めるが、問題は彼とニクソンしか知らなかったという点にある。議会も同盟国も何も知らされなかった。1972年にはニクソンが突然訪中し世界を驚愕させる。この米・中接近で、米国は中国に武器も技術も供与する約束をし、それはその後のフォード、カーター、レーガン大統領にも引き継がれる。それによって強大化した中国はクリントンやオバマという後の大統領に膨大な選挙資金を供与して裏で手を結んでいた。


 当初の戦略目的・東西冷戦の勝利は成功した。だが、したたかな中国はかのユダヤ系アメリカ人を自家薬籠中のものにして、アメリカ中に中国マネーをばらまいた。ソビエトを圧倒したアメリカが、同盟国に内緒で中国という共産主義独裁国家に、武器も資金も援助していたという事実は今になってみればよく分かる。中国に親近感を持つオバマ大統領は結局南シナ海全域を中国の要塞にしてしまった。
 1972年 突然頭越しに米中国交回復をされた日本は、急きょ時の総理大臣・田中角栄が訪中し、日中平和条約を締結し国交回復を成し遂げ日本も中国に援助をすることになった。また田中はソビエト訪問と日本の根本的な不安要因である資源を求め独自に資源外交を繰り広げた。このことがユダヤ系アメリカ人には気に食わなかった。根本的に日本人が嫌いだったようだ。気の許せる間柄の人との会話では常に日本人をジャップと呼んでいた。


 1976年 田中角栄が首相退任して1年3か月後、アメリカ議会上院のチャーチ委員会(外交委員会多国籍企業小委員会)で、ロッキード社がL-1011 トライスターを売り込むため、同機の開発中の1970年代初頭、各国政府関係者に巨額の賄賂をばら撒いていたことが明らかになった。その公聴会でロッキード副社長コーチャン氏らが田中角栄に5億円の賄賂を贈ったと証言。いわゆる『ロッキード事件』である。

馬鹿げているのはチャーチ委員会の証言は免責されていて何を言おうが何の罪にも問われない。そのような証言は日本では何の証拠にもならない。ところがどのような秘密が隠されているのか知る由もないが、田中は起訴される。この事件で田中のライバルであった三木武夫総理はアメリカ政府の要人であったあのユダヤ系アメリカ人に協力を要請するなどしているのをみると、起訴を急いだのは三木武夫かもしれない。

結論を言おう。この事件は田中角栄を貶めるための陰謀であった。後の総理・中曽根康弘が、あのユダヤ系アメリカ人と会談した際に聞いた「田中角栄の事件は少々やりすぎた」という発言を証言している。

 2016年10月28日 ヒラリー女史とトランプ氏による熾烈な大統領指名選挙を11月8日にひかえた最終盤、突如コミーFBI長官が、「クリントン氏のメール事件を再捜査すると」と発表した。このときヒラリー氏は全て終わったことを察したに違いない。その後11月6日になってコミーは訴追しないと発表したがアメリカの抱える闇をうかがわせるあまりにも不自然な対応だった。

 2016年11月8日 アメリカ人もアメリカ人でない人も、ヒラリー・クリントンの勝利を願っていたアメリカ大統領指名選挙は、大接戦の末トランプ氏の勝利に終わった。 ヒラリーを支持したアメリカ人の過半数はショックで涙を流した。トランプ氏の主張はそれほどエキセントリックで、穏健な人達には耐えられないものだったからだ。


 冷静だったのはヒラリーとその夫だけだったろう。彼らは既に結果を知っていたのだ。それも自分たちの力の及ばないところで逆らえばたちまち抹殺されるそういう世界で決められたことを。そうでなければあれほど切迫した接戦で、得票数だけ見れば自分が勝ってもおかしくなかった大統領選挙の結果に、早々と敗北宣言を出すことは支持者に対する裏切りに等しいものだ。

ヒラリーは自分と夫を中国と手を結ばせた力が今、ロシアを使って自分ではなトランプをアメリカ大統領に押し上げたことを知っていた。
アメリカ政府の情報を持ち出した元CIA職員・E.スノーデンやウィキリークスの情報を自由に操れ、偽物の情報を流しCIAを動かせる、それほどの力を持つロシアの諜報組織KGBを操れるのはプーチンしかいない。

プーチンは、同盟国を裏切って中国に武器や技術を供与したユダヤ系アメリカ人に何を持ちかけられたのか?


 2017年1月20日 トランプ氏はアメリカの大統領に就任し、早々とTPP撤廃を宣言した。中国に対し強硬姿勢を示すトランプ氏だが、TPPこそ中国の最も恐れる経済政策だったことを考えれば、トランプの中国に対する強硬姿勢は見せかけでしかない。
それを操っているのは、今再び国際政治の表舞台に戻ってきたあのユダヤ系アメリカ人だ。


稀代の冷血漢・彼の名はヘンリー・キッシンジャー。
アメリカ大統領選を通じて彼の描く陰謀が明らかになった。全ての糸は繋がった。


彼がトランプを操っている黒幕の一人だ。彼の目論見は、米・中・ロ3国による実質的世界支配だ。
その仲間に入るべき米国の盟友・英国はそのために早々とEUを離脱した。
トランプ大統領誕生に力を貸し恩を売ったロシアへの経済制裁は間もなく終わる。クリミア他かつてのソビエト圏諸国を次々に支配下に置く。
中国は南シナ海を支配すれば抗いようのない周辺諸国すべて支配できる。
アメリカはキッシンジャーに操られるトランプ大統領の下、白人優遇・移民排斥人種差別政策と武力を背景にした経済支配を目指す。

ロシアを仲間にし、自国でシェールガス・オイルを得たアメリカに中東はもはや必要ない。
イスラエルを支援して中東を支配するだろう。
南米とメキシコはアメリカの支配する経済植民地となる。
EUは経済的に行き詰ればもともと別々の国。身動きが取れなくなれば英国とロシアの経済植民地だ。
アフリカはかつてのオーストラリアのように犯罪者の大陸になるかもしれない。


残るはオーストラリアとインドと日本だが、オーストラリアとインドは元大英帝国。米英同盟に加えられるだろう。
となると日本だけが孤立する可能性がある。恐ろしいことだがすでにその兆候は表れている。


●日本の東芝がアメリカの原発建設を請け負った企業買収で7000億円以上の損失を被った。これでは詐欺ではないか?
●日本は常に中国と並んで批判される。トヨタは名指しでメキシコ工場建設を批判される。日米同盟に何の配慮もされない。
●世界有数のエアバッグメーカーである日本のタカタ(株)が、それほど多くないわずか10件余りのエアバッグの事故で、いまや解散・身売りにまで追い込まれようとしている。しかも事故のほとんどがホンダ車に集中していることに何も触れていない。
かつてトヨタもアメリカで「ブレーキを踏んでも暴走が止まらない」というありえない事故で巨額の賠償金をふんだくられた。あの事件は在米韓国人が次々と訴え騒ぎが大きくなったのだが、トヨタは正面から争わなければならなかったのかもしれない。
●開発遅れが続いている国産旅客機・三菱のMRJが、アメリカ連邦航空局の型式証明の取得できずさらに2年ほど納入が伸びる。この型式証明は協定により日米間で相互承認が認められていて、日本の国土交通省で取得すれば国際線で飛行可能なのではないのか?
●プーチンとの個人的信頼関係で今度こそ北方領土返還が実現しそうだったのに、突然ロシアが強硬姿勢に転じ、経済協力のみに押し込められてしまったのはなぜか?

このままいけば田中角栄にかけられた罠が安倍総理にもかけられるに違いない。
日本人と日本のマスコミはあの時のようにアメリカに踊らされてはならない。


ああ、この妄想が現実にならないことを切に祈る・・・・・・・・。


コメント(5)

  1. reporterより 

    「トランプ政権の最初の首脳会談は英国・メイ首相」
    「ロシアと組むか中国と組むか検討中」(両方と組む可能性を否定しない)
    「イスラエル首相に訪米を要請」
    早速始まりました。

    トランプの頭の中には、正義や道徳・信頼や友情と言った言葉はない。
    中露と手を組み「アメリカ第一」というトランプは、人権派リベラリストと手段は真逆だが
    「自分が絶対正しく自分の命が最も大事」という精神構造はまったく同じ。協調できる相手ではない。
    ・・・しかし・・・アメリカは我々が思っているほど・・強くないのか?・・震えているのか?

  2. 貧乏な老婆より 

    クリントン氏が大統領になった時に「私と同年代の人がアメリカの大統領になったわ」と思っていたら、今度も私と同年代の人が大統領になったわねぇ。
    ファーストレディはスロベニア(旧ユーゴスラビア」出身のアメユキさんで、アメリカ国籍は取得しているのかなぁ?
    お金さえ有れば大統領にでもなれるし美人(その男にとって)であればファーストレデイでもなれる。
    私のひがみ根性が増幅されてしまいます。

  3. reporterより 

    おばあさん!『アメユキ』なんて今の若い人にはわかりませんよ。
    お菓子の名前と勘違いするのが関の山。
    日本で言えば、その昔海外に行って体を張って商売した女性が『カラユキ』さん。
    カラは本来は中国のことだけど、この場合は東南アジアの交易の中心地をさしていました。
    アメユキさんの最も多い国は韓国でしょうか?
    彼女たちは自分たちは『慰安婦』だと思っていてボランティアくらいに思っているのでしょうね。

  4. reporterより 

    『TPPから永久離脱』に署名!
    なぜ『永久』などという余計な言葉を使うのだろう?
    マスコミとの対決姿勢もそうだが、ことさら人の神経を逆なでする言辞を弄するトランプは敵を増やすだけ。
    アメリカンファーストは、武力・暴力を誇示するやくざが「俺達はやりたいようにやる。てめえらもやりたいことやればいい」説いているので、ISと全く同じことです。
    犠牲になるのは、力なき者、女・子供。日本は再び立ち上がらなければならないのでしょうか?

  5. reporterより 

    2月6日のBSプライムニュースに出演した櫻井よしこ氏がほとんど同じことを言っていました。キッシンジャーは裏でトランプを操っています。ひょっとすれば中国もロシアも彼の謀略に乗せられているかもしれません。彼は人種差別主義者です。アジア人の命など何とも思っていません。

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