相変わらずロシア軍の無差別攻撃にさらされ都市部で非戦闘員の犠牲者が増え続けているウクライナ。
しかし日本メディアは変わり映えしない映像に、めっきりと報道時間を減らしている。
もはや日本人にはウクライナの問題は遠い異国の出来事だ。
選挙でも話題にならないようで、すでに忘れられた問題かもしれない。

真実を報道しない日本メディアの
面目躍如たるこの報道姿勢に、
ウクライナへの同情を禁じ得ない。

なぜメディアはたいしたニュースもないのにウクライナの状況を放送しないのか？
恐らくその理由は、

彼等が『専守防衛』を支持してきたからだろう。

自衛隊を軍隊と認めずにおいて、いざとなったら国防の責を押し付ける。
この卑劣なメディアや政治家・左翼有識者は、逃げ道として『専守防衛』という概念を押し付けた。
だから『敵基地攻撃能力』を持つ・持たないなどという陳腐な論争に明け暮れている。

ウクライナは自国内だけで戦闘行為を行っている。
絵にかいたような『専守防衛』である

しかしその結果は誰の目にも明らかである。
少しずつ国力を削られいずれ反撃能力を失いロシアに蹂躙されるだろう。

ウクライナの現状で『専守防衛策』の愚かさを目前に突き付けられた日本メディアは思考停止した。
その問題に触れたくないから報道をしなくなった。この国のメディアは世界的に見ても最低レベルだ。

国防には外交力と武力が共に必要である。
しかしその武力において『専守防衛』を謳い、敵基地攻撃力・先制攻撃力を否定するアホに
国防戦略を立て国民を守ることなど出来るはずがない。

ウクライナはロシア・モスクワを攻撃しなければこのままなぶり殺しだ。
核の使用を平気で口にするロシア攻撃は危ういと思えば、
ロシアに組みする隣国ベラルーシを攻撃するべきだったのだ。

今回の参議院選挙で、自衛隊に対し

『専守防衛・敵基地攻撃能力放棄』

を押し付けるのかどうか？

これを議論しない日本の政治もまた、メディア同様世界最低レベルにあるということだろう。