ウクライナに攻め込んだロシア軍だが、世界中の予想を裏切って見掛け倒しの張りぼてで、ウクライナの反撃にあって大苦戦。橋下徹氏が「ウクライナは国民の命を守るために降伏すべし」と言う言葉がなんともピント外れだったことが明らかになった。

ところがそれを見た日本のネット民の間で、

「ロシア可哀そう。悪いのは挑発したウクライナ」
「台湾・尖閣に米軍基地が出来たら中国が攻撃するのは当然」

という一方的にウクライナに責任を押し付けるなんとも不思議な主張が始まっている。
なんという愚かなことだろう。

これは橋下徹氏の戯言の影響であろう。
彼は「ウクライナに降伏を奨める」という失態を覆い隠すために
「紛争は政治マター。それを阻止できなかったクライナ政府に責任がある。」
などという訳のわからない自己弁護を繰り返している。橋下信者はその影響を受けているとしか思えない。

政治マター（よくわからない言葉だが）？それが真実ならば、」
「（武力を行使した）ロシアは外交的解決の努力しなければならない」
こう主張すべきだったのだ。

ついでに言おう。
「台湾・尖閣に米軍基地を置けば中国が黙っていない（攻撃してくる？）」
という人達に聞くが「台湾が本当に中国領だった」と言う習近平の言葉が本当だと思っているのか？

集金平の言う中国は『最後の漢民族国家・明』と言う意味だよ？
イタリアが「ヨーロッパは元々イタリア（ローマ帝国）のもの」
というようなもんだよ？

　もっとひどいのは、人種の関係なく受け入れたローマ帝国と違って、
習近平の目指す漢民族国家をは、純粋アーリア人による国家支配を目指したヒトラー同様、
人種差別思想に基づく『優秀なる漢民族による国家支配』と言う狂気の幻想を実現させようとしていることだ。

　現在の中国は高々７０年余りの歴史の得体のしれない『自称漢民族』の共産主義国家。
（中華の地を支配したガラクタ国家によって『純粋な漢民族』などとっくの昔に絶滅しているというのに）
中国の習近平は、ナチス・共産主義よりたちの悪い、ヒトラーとスターリンを足して２を掛けたような狂人。

その証拠に共産中国は４千万人の自国民を飢え死にさせ、れっきとした独立国家であるチベット、ウィグル（東トルキスタン）、満州、モンゴル（内モンゴル）を侵略して支配している。
現代では他に類を見ない侵略を繰り返し、漢民族以外は絶滅させる『民族浄化』を着々と進めている！

そんな狂人が武力を背景に恫喝してくるものを、
『政治マター』とやらの外交だけで解決できるものですか？
武力で攻められたら、「政府が悪い」と責め降伏し、
日本国民が民族浄化で消滅させられてもいいのか？

オマケだけどロシアの言う『停戦協定』など、
物資製造・補給、仲間集めのプロパガンダ、国内締め付け等々、要するに『ただの時間稼ぎ』だからね。
「ロシア可哀そう」なんて言ってると日本は足元掬われるよ。