2019年5月17日

韓国を笑えない!?

 その昔、司法試験合格者が尊敬の念を集めていた時期があった。だがそれは「人の罪を裁く神の如き立場につく」ことに対する畏怖のようなものだったのだろう。資格を取ったことと人格が秀でていることと何の関係もあるはずがない。
だが、それでもまだ「最高学府を出てそのような仕事を志した人間」にたいする信頼はあったはずだ。

 ところが司法を志す人間の質そのものが劣化して、司法関係者に対する信頼は地に堕ちようとしている。仕事がないのか「払いすぎてませんか?返済金が戻ります」と誘い水をかけて債務者の過払い金をかすめ取るくらいはかわいいもの。成年後見人などと云う制度を作った官僚とタッグを組んで高齢者の資産を管理すると言いながら子孫から奪い、根こそぎ国庫にいれる悪事のお手伝い。国庫に入れず自分の懐に入れる強者が後を絶たない。

 さらにたちの悪いのは、中・韓・マスコミと共に歴史を捏造し、「国連に出かけ、証拠も示さず、日本の戦争犯罪・性奴隷・強制労働を断罪する」とんでもない日本攻撃に余念のない御仁が後を絶たない。
もう劣化などと云う生易しいものではなく『腐りきっている弁護士』がごまんといる。

 

 弁護士だけではない。裁判官も似たようなものらしい。
3月名古屋地裁で出されたとんでもない判決に全国から驚きと非難の声が上がった。それは知っていたのだが、この手のものは内容が判らなければ批評のしようがない。その件を月刊『HANADA』で門田隆将氏が解説してくれたのでこの裁判の詳細を知った。裁判長:鵜飼祐充がかなり曰くのある人物というのもよく判った。

 自分の娘に、中学2年の頃から専門学校生になった19歳まで性交渉を無理強いし、『準強制性交等罪』で訴えられていた父親に『無罪』を告げたというのだ。
 門田隆将氏の記事によると、全ての事実関係を認めながらも、
鵜飼裁判長が無罪とした理由は「娘が本当に抵抗できない状態だったか否かについて、抗拒不能の状態にまで至っていたと断定するにはなお合理的な疑いが残る」「被害者の人格を完全に支配し強い従属関係にあったとまでは認めがたい」というもの。

 この鵜飼裁判長は事実関係を認めているにも関わらず「疑いが残る」「認めがたい」として無罪にした。こうなると、この裁判長の裁判では彼の目の前でそう関係性を開陳しなければ『有罪にはならないということだ。『被告も認めている事実』までもが判断の基準にならないということらしい。

門田氏によれば「司法の世界では意外な判決を出す裁判官としてそれなりに知られている」御仁というご託宣。
(詳細は月間『HANADA』6月号をご覧ください。)

 裁判官たちは、無理やり引っ張り出した『裁判員』が懸命に紡ぎ出した判決を、二審でひっくり返すことに必死になっているらしい。そうして自分たちの権威を守ろうとしているというのだ。

 

どうやら今の日本の司法状況は、
あの出鱈目な韓国司法をあまり笑えない状況にあるらしい。


コメント(1)

  1. LENNONより 

    司法試験を志し法律の専門家を目指す者は例外無く大学の法科で学ぶだろう。その大学の教授陣を調べて見よう。なんと左に傾いた奴が多い事か。そう言う奴を雇ってる大学もどうかと思うがそれに洗脳されてしまう学生も愚か者だ。法に基づく判断は常に偏らない中立な立場じゃ無ければならない。法を執行する者は情やイデオロギーや自分の趣味や嗜好を一切排除して行う事が法の下の平等を維持する基本原則だ。ここに商業主義や良い人ぶる人気取り屋の屁理屈が通るようになれば法の悪用に繋がる。だから人間より人工知能に任せる方がまだマシと言う事になる。特別扱いは排除すれば良いだけだが国民は気付いていない。法治国家の崩壊だ。

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。
  • コメント欄に入力できる文字数は500文字までとなります。