2019年3月22日

スポークスマンのスポークスマン

 「ムンジェインは北朝鮮のスポークスマン」と本当のことを言われて、韓国人が火病をおこして海外メディアから叩かれているが、ここ日本には、そのスポークスマンのスポークスマンがいる。帝京大学の宿輪純一・経済学部教授である。一言で云えばムンジェインと同じお花畑に住んでいる人である。

 

彼の主張の前半は私と全く同じである。

 わたしは、韓国のムンジェインは南北統一のことしか頭になく、今の韓国の反日狂奔は南北統一を実現させるために「日本と事を構えて反日を煽り国民を統一へと誘導する為」であると思っている。だから謝罪もしないし国際法違反や約束の反故を批判されても、俗に言う「カエルの面にションベン」で目をキョロキョロさせるだけで悪びれる風もない。

 

スポークスマン教授は以下のように仰る。

ムンジェインの狙いは「韓国と北朝鮮の統一(朝鮮半島再統一)」、しかも、北朝鮮主導の「赤化統一」である。それは「統一朝鮮」、または新しい半島国家が中国と親密な国となり、米国や日本などの諸国と、かつての米ソのような「新冷戦」関係に入ることを意味する。
 韓国は「徴用工」を始めとして、日本に対して様々に不条理な行動をしているが、これは北朝鮮と統一するための「禊」と考えているようだ。逆にこのような時に合理的な理由などがあってはいけないのである。日本ではなく、北朝鮮と統一するための韓国の政治的な姿勢を証明しているのである。要は日本経済との親密な関係を切ることを“示す”ことが必要なのである。

 

スポークスマン教授の「新しい半島国家が中国と親密な国となる」というお言葉は、まさにムンジェインそっくりの『お花畑脳』が生みだす『願望』だろうが、「何が何でも南北統一」「そのための不合理な反日」という解釈は一致している。

だが、この後はすさまじいまでの妄想展開に唖然とする。もはや普通の頭ではついて行けない。

 

〇この統一は北朝鮮の国際社会と世界経済への復帰、韓国と一体化した改革開放である
〇日本からの資金援助は極めて重要で、統一の時期は日本の政治日程に配慮してくれる。
〇その時期は資金援助する日本の都合により今年の10月~12月となる。
〇資金援助は「スワップ協定」「日本政府保証付き円建て債」などで「日本国債の国際化」にメリット。
〇日本企業への賠償請求・在韓資産収用は、すでに「赤化統一」がスタートしているから。
〇韓国の北朝鮮接近で、為替レートと株価が安定し、韓国経済は上昇に転じている。
〇南北統一で韓国景気は良くなる。投資先のない世界の投資家は北朝鮮バブルに投資しようとしている。
〇韓国は統一でお祭り的雰囲気。統一の喜ばしい効果に徴兵制の廃止。敵がいなくなるので当然。
〇米朝の交渉に不調があろうとも大きな流れは変わらない。それほど南北・特に南にメリットが大きい。


締めくくりが凄い!
〇早ければ今年10~12月ぐらいには、統一朝鮮が新たな経済圏という形で姿を現してくる。そして、新冷戦も始まる。いうまでもなく、それは日本経済にとっては良い事ではないのだ。

「日本経済にとって良いことではない」脅しですか?どうせよと?
「日本経済に良いことではない」ものに『日本が資金援助』すると思っているんですか?正気ですか?

いやいや、もう私には解説する言葉がありません。
ムンジェインがこの記事を読んでいるかどうか知りませんが、読めば狂喜乱舞間違いなし。

 

多少意訳が入っていますので興味のある方は『現代ビジネス』の記事へ。

お~い帝京大学、大丈夫か~!


コメント(2)

  1. reporterより 

    どう考えても文章的には、最後の「日本経済にとって良いことではないのだ」というのは誤植で、「良いことなのだ」で締めくくるべき文章だと思うのだが、「新冷戦も始まる」だからこれでいいのかな?さすがスポークスマンのスポークスマン。伝言ゲームは難しいですね。

  2. LENNONより 

    北が滅ぼされる瀬戸際に立っている。そこで中国とロシアが思った通りに北に甘い態度を取り始めた。米は攻撃の準備に入ってるとも聞く。中露は北を助けたければ常任理事国で朝鮮半島を共同統治し完全な武装解除に追い込めば良いのだ。民族的に自立なんて不可能なんだし国境を接してる国は武装解除すれば安心な筈だ。それとも北を意のままに操りたいから良い顔をしてるのか?今こそ常任理事国で共同統治すれば国連が出来て以来初めて役に立つ事になる。

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