2023年8月24日

自衛隊に潜む魔の手

≪YOHOO NEWS 意訳≫https://news.yahoo.co.jp/articles/1d499b153ce19059e65ce4afd99c5819fba7518d

///_ 8月7日に公開された「ワシントンポスト」のある記事が、日本国内で大きな波紋を呼んでいる。
同記事は日本の防衛省が被った “世紀のハッキング事件” を報じたものだ。

2020年の秋、防衛省の機密情報が中国当局にハッキングされていることを、米国の国家安全保障局(NSA)が掴み,『衝撃的にひどい』被害だったため、NSA長官で、米国サイバー軍のトップ、ポール・ナカソネ大将と、当時国家安全保障担当の大統領副補佐官だったマシュー・ポッティンジャー氏の2人が日本に駆けつけた。

2人は日本政府にこの事件を報告し、対策を講じるように伝えたが、2021年の秋になっても、日本政府は十分なハッキング対策をしていないことが発覚。米国の政府高官が “説教” をするため来再び日したというのだ。

実際「ワシントンポスト」の記事について、浜田靖一防衛大臣は
「サイバー攻撃により、防衛省が保有する秘密情報が漏洩したとの事実は確認しておりません」と否定している。
これを聞いた米国高官の感想は「日本政府が被害を隠蔽しようとしている」という不信感に満ちたもの。



「実際、異例の事態ですよ」と語るのは、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏。
「そもそも2020年秋の段階で、ナカソネ大将といった高官が直接来日するということ自体が、問題の深刻さを表わしています。

今回の記事はホワイトハウスではなく、米国防総省(ペンタゴン)が直接リークしたそうで、リーク先に『ワシントンポスト』という権威あるメディアを選んだあたりにも、ペンタゴンの怒りが伝わってくる。

では、肝心の『盗まれた 機密情報』 とはいったい何なのか。
国際ジャーナリストの山田敏弘氏は、「すべてです」と語る。

「防衛省の内部にある機密ネットワークにアクセスされたのであれば、すべての情報が筒抜けになったはずです。
防衛省の人事や兵器の詳しい性能はもちろん、人民解放軍にとっていちばんありがたいのは、台湾有事の際の迎撃計画でしょうね。
いざ台湾が侵攻された際、イージス艦や潜水艦、戦闘機をどこに配置するのか、各部隊はどこで指揮を執り、米軍とどう協力するのか……。
これらの超機密情報がすべて盗まれたと考えるべきです。米国が問題視しているのは、こうした情報には米軍の機密情報も含まれているということです。

さらに心配なのは、今回の事件がネット回線を通じたものではない可能性です。
防衛省の機密ネットワークは、インターネットから遮断されています。
そこにアクセスできたということは、防衛省内部や関係者に中国の協力者がいることになります」

 

黒井氏によると、日本に攻撃を仕掛けたのは、中国のハイブリッドな “凄腕ハッカー集団” だという。

「中国軍戦略支援部隊内のネットワークシステム部でしょうね。正式名称は『32069部隊』です。
この部隊は、2つの部隊が合併してできました。敵国の言語や社会に詳しい通信傍受をする部隊と、エレクトロニクスや数学に長けた電子戦部隊です。
いわば、“文系” と “理系” のプロが一緒になっているんです。
たとえば、日本の事情に詳しい隊員が、関係者に成りすまして防衛省にメールを送る。
そしてそのメールには、ハッカーが作成した巧妙なウイルスが紛れ込んでいる……という作戦ができる。

だが、米国にどれほど叱られようと、日本が中国から身を守る方法はなさそうだ。
日本も今年、防衛費の増額が決まった際、サイバー部門に人や予算をつけることになった。
しかし、中国のサイバー部隊はそんなレベルじゃない。日本を超える速度で強化しておりなかなか対抗できないです。」

 

ということらしい。恐ろしい事態である。
キッシーに任せておいていいのかな日本・・・・・。

一挙に10人もの自衛隊員(幹部含む)を失ったヘリの事故だって、
当然内部の人間の破壊工作しかないと誰もが思っている。
自衛隊にすべての情報を公表せよなどとは言わないが、
防衛大臣が、本当にこの米国が示した重大事を知らされていなかったとしたらとんでもない話。

早急に全ての自衛隊員の身元を、再度徹底的に調査する必要がある。
でなければ「台湾有事は日本の有事」等という言葉は、
中国に対する警告などではなく、世間知らずな日本人という笑いを誘うだけだろうね。

 


コメント(3)

  1. メタ婆さんより 

    もう自衛隊は手旗信号とモールス通信を復活させるしか方法はありません。

  2. よぼよぼ爺さんより 

    もう自衛隊は憲兵隊を新設するしか方法はありません。

  3. LENNONより 

    公共のネット回線を通うじてじゃ無いなら内部のサーバーにどの端末がどの情報にアクセスしたかは履歴を調べればすぐ解る筈だ。その履歴が残ってないなら単純にシステム構築のミスだ。外部からのアクセスはその人間のIPアドレスやID、パスワードを調べれば良い。ネットからの侵入は管理者がやるべきことをやってれば防げる。その上でアクセス管理は厳重にも厳重にしワンタイムパスワードでも何でも使えば良い。一つ一つの手口を思い浮かべながら対策を講じれば良い。それほど難しい事じゃない。最悪物理的にケーブルを抜けば誰も侵入出来ない。

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