2020年1月1日

不吉な除夜の鐘 ゴーン

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

と言いながら、なかなかむつかしい年明けになりそうですね。
カルロス・ゴーンがレバノンに脱出して、日本に向けてまさに『宣戦布告』とでもいうべき発言。

 

東京地方裁判所が保釈の際に示した条件で海外への渡航は禁止されているにもかかわらず、ゴーン元会長は日本時間の31日正午すぎ、アメリカの広報担当者を通じて声明を発表した。

「私はいまレバノンにいます。もはや私は有罪が前提とされ、差別がまん延し、基本的な人権が無視されている不正な日本の司法制度の人質ではなくなります」と明かし日本の司法制度を批判するコメントを出した。

「私は不公正と政治的迫害から逃れました。ようやくメディアと自由にコミュニケーションできるようになりました。来週から始めるのを楽しみにしています」

 

日本の法を破って国外に出た事の善悪は別として、ゴーン氏がこれから行う日本司法(検察)への批判・糾弾に特捜地検はまともに答えられるでしょうか?おそらく誰もまともに答えられないでしょう。

ここに何度も書いてきましたが、長期にわたって勾留されたゴーン氏の犯罪とは一体何なのでしょうか?
地検特捜部は『日本版司法取引』の実績を上げたくて、「首にされそうになって下克上を狙った」西川氏の口車に乗っただけではないのですか?

 

この事件ついてヤフーニュースに
『ゴーン氏事件についての“衝撃の事実” ~“隠蔽役員報酬”は支払われていなかった』
というのがあります。最初から明らかだったのですからお笑いです。

 

もうすべては手遅れです。随分と馬鹿なことをしたものです。
世界中の民主主義国家で、どの国がゴーン氏を有罪にできるでしょうか?
ゴーン氏の反攻で日本司法の信用は中国・韓国並みに堕ちることでしょう。

日本人は誰も韓国の無法を笑えなくなりました。


コメント(5)

  1. reporterより 

    それにしても、日本人が外国で不当に勾留された時、日本政府は手段を尽くして彼を救う努力をするでしょうか?レバノンはそれをやったんです。この点では明らかに日本より上!

  2. 新年の婆やより 

    ゴーンさんが有名な大金持ちでなかってもレバノンは彼を救ったでしょうか?
    彼がベドウィンの村長さんであったらどうなっていたでしょうねぇ

  3. reporterより 

    検察幹部はゴーン被告が国外逃亡したことで保釈決定した東京地裁と弁護士側の監督不十分を責め「日本の司法の恥をさらした」というが、海外から日本の検察の勾留が長すぎるという批判が出ていたことはお忘れか?
    最終的に「逃げられてうやむやにできて救われる」のは地検ではないですか?

  4. 気楽な老婆より 

    ゴーンさんの大失敗は「私は全く悪くない」と言ってしまってそれを通してしまったことです。
    知らんことは知らん、知っとることは正直に話してさっさと裁判を終わらせていたら、悪くても執行猶予付きで、もっと早く優雅な生活を始めることが出来たでしょう。
    もっともそれが出来る人なら、あそこまで出世は出来なかったでしょうねぇ。

  5. 貧乏な婆ちゃんより 

    ゴーンさんが払った保釈金は日本政府の丸儲けかなぁ?

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