2024年11月28日

日本-高齢者-共に前途多難

 コンビニから書籍が消えてしまった。今のところセブンは販売を継続しているがローソンとファミマは全部撤去。カラフルな書籍がない分 急に店内が暗くなってしまった。

 この光景昔見たことがある。あの隆盛だったダイエーが急に店内が暗くなり店員の応対もぞんざいになった。やがて半年もしないうちに閉店と相成ったあの時だ。

 それと繁華街のコンビニはトイレが無くなった。ないわけではないだろうが客の利用を拒否している。どう見ても悪手だよなあ。それならいっそ有料にすればいいのに。そう思わないか?
 もう一つ同じような状況にあるのが本屋さん。地域の一番店、田舎ではほぼそこしかないという本屋が、えらく本以外のものを売り始めたなあと思い始めてもう四~五年は立ったか。この1っか月で本の数がめっきりと減ってしまった。
 以前は積み上がっていた本の高さが低くなってしまい、置く本がないのだろうかところどころは台がむき出し。

 全く日本の官僚と政治家の無能さはとどまるところを知らぬ。
大店法、労働者派遣事業等、日本社会を脆弱にしてしまう法律を『誰かさん達の言うとおり』に次々造りまくる。

 今社会のインフラの基礎である水道や電気関係のトラブルが家庭で起きた時ほとんどの市民が途方に暮れてしまう。頼るのはごく一部の量販店しかないのだが、めんどくさいのだろう明らかに迷惑がっている。運よく来てもらってもほとんどが次の一言で片づけられる

「ああ、これはもう交換するしかないですね」である。

 トイレの水洗便器の水漏れでやっと来てもらったら、ろくに調べもしないで「ああ、お気の毒ですがこれは直りませねえ」交換せよと言い残して帰って行った。
まあ念のためにと思いトイレのタンクの蓋を外して調べてみると、タンクから上部の手洗い蛇口に水を送るホースに亀裂を見つけた。そこにビニールテープを巻きつけて修理完了。

 お年寄りはろくでもない介護保険の上に常時こんな目にあわされている。まさに踏んだり蹴ったりである。これも無能を極める政治家と官僚のとばっちりである。

 間もなく本屋は全滅するだろう。みなネットで取り寄せるようになるだろう。しかしそうなるとお年寄りは益々本から縁遠くなる。ますます社会の厄介者になってしまう。

ああ日本・・前途多難。


コメント(2)

  1. 長老より 

    終戦後の日本人は、1ドルが360円(固定相場)の時に1日の日当が250円で働いた。
    働いて働いて人の2倍働いて死ぬまで働いた挙句、世界第2の経済大国になり上がった。
    日本人は働きすぎだというアメリカの強い働きかけにより、厚生相が週40時間労働を
    企業に対して強制し始めてから、日本の経済は下落の一途をたどったように思われます。
    人は疲れたら死ぬこともありますが、仕事が過酷だと思えば自らが仕事を辞めるか、
    又は転職すればよく、これはあくまで自己責任の範疇である。
    雇用者が使用人をあたかも強制労働させたかのように、遺族が訴えるのは如何なものか。
    仕事に疲れていると気づいた家族が、休職・退職・転職を勧めるのが普通ではないのか。

  2. reporterより 

    「日本人は働きすぎ」と言われて週40時間までしか働かせてはいけないと企業を脅す。これを法制化した国会は憲法違反です。人間は労働の自由があり何時間働こうがそれは憲法に守られたものであるはずです。誰も言わないのは日本人が「お上は正しい」と勘違いしていたからです。諸悪の根源は休日が増えても給料の減らない公務員の親分の『官僚主導』になったからです。

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