2023年8月5日

奇妙な自殺

内閣福官房長官・木原誠二氏が、訳の分からない理由で野党議員から攻撃を受けている。
「彼の妻の元夫が変死」した件で「当時の妻が殺人事件に関与しているではないか?」と疑われているのだが、
その捜査に木原氏が政治力を使って隠蔽を図っているのではないか?というのがその理由。

この変死事件については、警察庁の露木康浩長官が7月13日の定例会見で
「適正に捜査、調査が行われた結果、証拠上、事件性が認められないと警視庁が明らかにしている」
と発言しているのだが、

今度は木原・妻の取り調べにあたった元捜査官が、
「断言しますけど、事件性はありですからね。俺が一番知っている。証拠を全部見ている。自殺と認定する証拠は、遺書とか、自殺しているのを見た人がいるとか。そういうのがあれば捜査をしないが、自殺だとする証拠は存在しない。何をもとに言っているのか。被害者のことを考えてもらいたい」
と激白している。


それゆえに、警察の捜査に内閣福官房長官・木原氏の圧力があったのではないかという週刊誌報道になったのだろう。

確かに警察庁長官の話は無理がある。
この変死事件は「頭頂からナイフがのど元に向かって刺さっている状態で発見された」と言うもの、

「自分で頭頂からナイフを突き立てる」
こんな死に方にも「自殺を疑う証拠がない?」

さらに警視庁は「容疑者も特定できないから事件ではなく自殺」だともいう。
これ「我々警察はこれほど無能なのです」と言ってるようなものです。

結局、彼等の度はずれた無能によって、
かえって木原氏にあらぬ疑いが欠けられたものではないでしょうか?

 


コメント(1)

  1. LENNONより 

    警察が無能なのでは無く指揮する一部の警察官僚が無能なのでしょう。現場の警察官は立派に仕事をこなしている。軍でもどんな組織でも指揮官が無能だと部下が死ぬ。又は全体が無能視される。これは世の常だ。組織の無能を防ぐにはキャリア制度を撤廃し完全に能力重視の組織改革しか無い。今の日本にそれをする能力が有るかどうか?制度改革には法制度即ち国会での法案審議と成立が必要だが日本の中で無能の集団と思われてる国会ではなあ?

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