2023年7月12日

恥知らずなフランスと中国

見本の近代化は、確かにいち早く近代化した西欧に負うところが大きい。
だがそれを「文明開化」というのは言葉として不適切だろう?
なぜなら日本には当時から独自の日本文明が咲き誇っていたのだ。

 

白人は、ヨーロッパを出帆し西へ東へと世界を席巻し、
植民地とし有色人種を『非文明の亜種人類』という人種差別を強固にしてきた。

その彼らが欧州の東西の果てにある日本にやってきてそこで戸惑った。
自ら鉄砲を大量に生産し大砲まで作ってしまう有色人種など想像もしてなかっただろう。
簡単には征服できないと考えた彼らは方向転換した。
日本人をたぶらかして内戦を起こし疲弊させてしまおうと考えた。
卑劣なやり方だがそれまでの国ではたちまち内乱を起こし白人の天下となった。

日本ではイギリスが日本の雄藩連合を支援しフランスが幕府を支援した。
狙いどおり内乱は起きたが、白人には想像もつかぬことが起きた。
徳川幕府の大政奉還である。薩摩、会津などの波乱はあったがもう勝敗は決まっていた。
イギリスやフランスの出番はなくなった。

この様な事情に気づかなかったのがアメリカとロシアである。何が起きたのか一切理解できなかったのだろう。
その後も無法行為を繰り返し遂に日本を太平洋戦争にまで追い込んだ。

だがそれはまだ少し先の話。イギリスとフランスの目論見は御覧の通り。
体制を整えた日本人は、猛烈な勢いで学習を始め、いいとこどりを始め、
またたく間に天皇を中心とした『立憲君主制度』を構築し同時に議会制民主主義も組み込んだ。
大学も作った。西欧から技術者・学者・その他の有識者を大枚をはたいて招聘し大いに学んだ。

このようなことができたのは、日本の指導者である武士の知的レベルが非常に高かったからだ。
いや武士社会だけでない。当時の日本は世界最高の識字率をほこり犯罪もない超先進国だったのだ。
やがて英国と同盟を結び、日清・日露戦争を勝ち抜き世界の五大国の一角を占めるようになった。
それまで白人には勝てないと思い込んでいた有色人種たちは日本の勝利を狂気の如き歓声で迎えた。

さて太平洋戦争に敗れはしたが、現在経済大国となった日本は今、妙な流れの中にいる。

戦勝国から押し付けられた『戦争放棄』憲法で日本は脅威となる国に対抗する手段を持てない。
アホな左翼が『専守防衛』などと戯けたことを言っているが頭が腐っているとしか思えない。
武力衝突を前提とする国防では、言わずもがな『防衛力』とは『攻撃力』そのものである。

今有効な戦争抑止力は、ウクライナ戦争を見ればよく判るが『NATO』形式しかない。
ウクライナのNATO加盟を認めずソ連侵攻を招いた独仏は大いに恥じるべきであろう。
トルコは非を悟りフィンランドとスエ―デンのNATO加盟を承認した。当然である。


ところが今月11・12日に決定するはずだった「NATOの東京事務所開設」に、
フランスのマクロン大統領が反対し先延ばしになってしまった。
アジア版NATOの橋頭保になるはずだったのだが、フランスは日本をウクライナにしようとしている。
原因は、フランスは中国との関係を優先し日本を犠牲にして中国に忖度しているからである。


マクロンの気持ちは分からないでもない。
決して褒めたものではないがフランスと中国は似ているのだ。

周りは眉をひそめているのに、本人達は自分達の恥知らずな行動に気が付いてない。
恥知らずとはそのような連中をいうのだ。中国とフランスは似ている。恥知らずだ。

 

 たいした理由も実績もないくせにフランスはEUの盟主を気取っている。
中国は漢民族などはるか昔に絶滅しているにもかかわらず、漢民族の末裔の国を詐称している。
実はホームレスである現中国は、チベット・ウィグル・蒙古・満州民族の国を武力併合した。
かつての中華思想を拠り所に版図を広げ、アジアのみならず世界の覇権を手にしようとしてる。

フランスと中国の似ている点はまだある。
戦争に弱いことである。実に弱い。

まれに才能ある将が出てきた時はそこそこ戦えるが、新生中国などベトナムにもコテンパにやられた。
(大戦中の中国は国民党も共産党も逃げ回って盗賊行為をしていただけ。その中国を生き返らせたのはアメリカ)
ヨーロッパを席巻した蒙古は中国を支配し『元』として日本を攻めたら、ぼろ負けで手も足も出なかった。
清朝(中国)は、英国から強大な戦艦を買い込んで日本を見下し喧嘩を吹っ掛けたが、赤子の手をひねる様にやられた。

第二次大戦で瞬く間にドイツに占領されたフランスは、皆こぞってユダヤ人迫害に協力した。
おかげで大戦中のフランス国内はドイツ軍になびく女であふれて平和そのもの。
レジスタンスがドイツ軍に抵抗した等というのは恥知らずの作り話。恥知らずなことである。

アメリカ軍が大量の犠牲者を出してフランスを解放したら、イギリスに居たドゴールが凱旋将軍宜しく帰国した。
そしてちゃっかりと戦勝国になり常任理事国に納まっているフランスも中国も、まあ恥知らずが服を着ているようなもの。

その恥知らずフランスのマクロンが中国にもみ手をして
NATOのアジア支局設定に反対して潰そうとしている。
いったい、どこまで恥知らずな行為を繰り返せば気が済むのだろう

暴動で尻に火がついているフランスのマクロンよ、
経済崩壊に瀕している中国の習近平よ、
少しは鏡を見て自国を顧みたらどうだ?

 


コメント(3)

  1. こだいらーより 

    フランスとは、真剣に付き合わなくてよいと思います。国際社会で役に立つことは別にしてないです。
    皆、フランス革命を学校で習って、「大変だったんだなあ」と思うだけです。社会科の時間数に余裕があれば戦争でドイツに負けたと習い、「すぐに負けて大変だったんだなあ」と思うだけです。
    今は、過去の植民地が広いから色んな場所にコネがあるのと、戦勝国扱いされ核兵器があるから常任理事国なだけです。
    今は、エアバス旅客機とラファール戦闘機を売りたいだけです。それ以外は半導体がなくても困んない国でしょう。
    当然、極東で日本や台湾がどうなろうと構わないのだと思います。
    フランスみたいにならないように気を付けたいです。しかし、なりかかっている気もします。

  2. reporterより 

    フランス人と支那人はどちらも自分達が世界の中心だと思っている。
    妙にプライドの高い民族なんだけど、どちらもいたって腰抜けなんだよね。

  3. LENNONより 

    フランスって暴力革命の発祥の地で世界中の共産、社会主義者が学問と称して思想を学ぶ地でもあったのは良く知られた事。だから共産党とは馬が合う。元を糺せば国民の個々人が自分の事を優先し他人の事は顧みない国民性だ。だから植民地は酷い目に遭わされた。そして言葉巧みに誤魔化す術も持ち合わせ文学なんて物が発達した。綺麗事が非常に上手い。これは中国人にも共通した特質だ。その上共産主義が輪を掛けてる。

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