支那どまり
インドではカースト制度による人権差別が公然と残っている。階級が130以上もあるらしいが、どういう風に見分けるか知らないが、彼らには一瞥しただけで判断がつくらしい。交通整理をしている警察官の指示を無視した車に警官が笛を吹いて制止すると運転手が下りてきて警官を怒鳴りつけ警官が平謝り。あとで聞くと警官のカーストが運転手よりかなり低かったかららしい。法律も何もあったものではない。
当然インドでは結婚相手もカースト制度に縛られる。
その呪縛たるや結婚相手を決めるどころか結婚後も大いに威力を発揮し、女性はほとんどがんじがらめ。
人間扱いどころか家畜や家財程度の物らしい。
新婦は嫁入り道具に加えものすごい額の持参金を要求されるらしい。
カーストは高いが経済的に貧しい新郎側は持参金目あえに低いカーストから妻をめとる。
ところがそうやって嫁いだ新妻が台所で「サリーにコンロの火が燃え移って焼死する」ケースが後を立たない。
あまりに多いので女性人権団体が調べると夫とその家族が持参金目当てで新妻を焼き殺していてことが判った。
何とも呆れた話だがヒンドゥーの聖典に
「たとえ夫が醜悪でも道楽者でも浮気者でも博打に凝っても妻は夫を神と崇め従わなければならない」
別の聖典には「女は生来の欲情と浮気心と薄情さゆえに夫に対して不貞を働く」
「女は幼い時には父に、若い時には夫に、おいてからは息子に従え。女は独立できない」
つまり歴史的に根っからの女性蔑視の国なのだ。インドの女性に人権はない。
もっと非道いのは、子供がいないまま夫が死んだ場合
「妻は不用品につき夫の荼毘の火で一緒に燃やしてしまう」という風習。
こうなると人権問題などという生易しい問題ではない。インドは国家・人種として不要だろう。
今回も高山正之さんの『変見自在・スーチー女史は善人か』の中から
「女性蔑視は支那どまり」の受け売りである。
支那はどこに出てくるのか?まとめにしっかりと書かれている。
「インドも中国も女児の出産率は男児より10%も低い。女児が堕胎されている。」
最近の新聞はインドを巨象に譬えて大国風に描く。
ひところの支那報道そっくりだが、その支那も一人っ子政策ゆえに女児は間引かれるか売られるか。
女に優しくない国は大国にはなれない。せいぜい支那どまりだ。
と締めくくる。うまいねえ~。
こんな世界で、なぜ日本国が「女性の人権に関し120位」という低い評価なのか解せぬ。まあ裏にある理由は判ってるけどね。
(日本のコンピューターは「しな」と打ち込んで変換してもかたくなに「支那」にならない。中国様がそんなに怖いのか?)
(英語読みのチャイナも支那から来てるのに不思議。つまり河野洋平みたいな日本人側の勝手な忖度ということか?)