2022年5月12日

芸能人の自死に思う

 このところ芸能人に自死が相次いでいる。

美形で華やかそうな役者さんや面白おかしく人を笑わせる芸人など、一般人から見ると

「え、なぜこの人が?」と驚き、

「あんな幸せそうな人たちが自殺するなら私たちは何で生きているんだろう」と憂鬱になってしまい、

いつか身内にも、いや心配しているこの自分まで死神に憑りつかれるのでは?と怯えている。

今この世界は矛盾に満ちている。

ロシアの侵略をうけ多くの人命が奪われ、今も死の恐怖に怯えているウクライナ人に

果たして自死する人がいるのだろうか?

恐らくウクライナには「生きたい」と願う人はいても

日本のように「死にたい」と願う人は一人もいないと思う。

日本とウクライナどちらが幸せな国か?と問えば

万人が万人とも「日本」と答えるに違いない。

しあわせな日本で自死が増え、命の危機にさらされているウクライナで生を願う。

今この世界は矛盾に満ちている。

とはいえ本当のところは何の不思議もない。

日本人の思う幸せが本当の幸せではないという当然のことに気づかなければならないのだ。

 

 


コメント(2)

  1. フィリーピーナを愛した爺さんより 

    フィリピンは国民の70%が貧困で、高等教育を受ける人が極めて少なく、悪名高い先の独裁政権で祖国を追われて米国に亡命した元大統領の長男が、選挙に圧勝して新大統領になったような国ですが、何故か世界でも有数な自殺者の少ない国だそうな。

  2. LENNONより 

    人間は誰でも例外無く死ぬんだしそれを寿命の前に死ぬ事を選んでも別に騒ぐ事じゃ無い。選択の自由の範疇だ。他人がとやかく口出しする事じゃ無い。何せ日本は自由な国だ。自己責任の最たる物だし綺麗事で事件を利用して一稼ぎしたい奴が多過ぎる。

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