歴史戦に備えなし?
人様の声に耳を傾ける岸田総理は、一旦は「負けそうだから」見送ろうとした佐渡金山の世界遺産登録を、又人様の声に耳を傾け「登録申請を行う」ことを決めたようだ。
だが嘘か真かしるよしもないのだが、一部には
「今から早急に韓国の反論に備え資料を集めなくてはならない」
と懸念する声があるらしい。
これを聞いて腰を抜かしそうになった。
もしこれが本当だとしたら日本の政治家と官僚は全員首をすげ替えるしかない。
戦後、中・韓・朝(そして米国)によって慰安婦・強制徴用・植民地支配・人種差別等々の歴史捏造が繰り広げられた。
あろうことか、日本のマスコミまで加わったこの侮日活動によって、日本国民はこれまで何十年にもわたっていわれなき罪を着せられてきた。
その理不尽さに耐えながら多くの民間人の努力と、心ある親日外国人によって、正しい歴史認識が定着しつつある。
懸念されているという反論資料は、すでに巷に出回っている書物を読むだけでも十分すぎるものが出そろっている。
だから、歴史捏造を否定する輩は、正しい歴史を主張する者たちに『歴史修正主義』というレッテルを貼って口をふさごうとする。
なぜなら、論争すれば捏造(嘘)が簡単に暴かれるだけの証拠が出そろいとても太刀打ちできないからだ。
愚かしいことだが、悪意を持って歴史を捏造してきた彼等こそ『修正主義』と批判されるべきだろう?
日本政府が「資料を整えるのに時間がかかるから、今回は世界遺産登録を見送る」とは
何たる言い草!岸田総理という人物の底の浅さが明らかになった瞬間である。
日本の最高学府たる大学の資料室やそこで教鞭をとる学者諸氏、それと国政を預かる政府、国民の税金で行政に努める官僚、これらの組織が尽く捏造された歴史を正すための活動を怠ってきた証拠だろう。
いや怠ったというに止まらず、かれらこそ喜んで侮日活動に取り組んできた侮日勢力の中核だろう。
韓国の言いがかりを打破できる人材は国内外に山ほどいる。
日本政府はそれらの人々に協力を依頼すべきだ。
積年の努力を世界に向かって発表できる格好の機会だ。
みな喜んで協力するだろう。
日韓関係を危惧する政治家よ。
心配するなかれ、現状はすでにこれ以上悪化しようがないほど悪化しているの。
それでもなお危惧するというなら、何らかの利害をもってする政治活動家に違いない。
懸念は、我が国総理が韓国の抗議に一旦躊躇する、
それだけでも韓国にとって十分な成果だったのではないかという点である。