東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長である森元首相の発言をめぐって混乱している。

「女性がたくさん入っている理事会の会議は、時間がかかります」
「女性っていうのは競争意識が強い。誰か１人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」

この発言日本では男も女も苦笑しながらも異論を唱えることもなく見過ごされるだろう。
だが世界では『女性蔑視』と角をはやして怒る女性の方が圧倒的に多いようだ。
「彼は謝罪した」とこの話を収めようとしたIOC会長の発言も効果なくかえって炎上した。

東京オリンピック実現のためにと、すぐ謝罪にし辞任を介意しようとした森元首相だが、いつもの如く国内メディアまで同調して批判するようでは肩身も狭かろう。

こういう問題でいつも思うのだが、世界中の国では女性や子供が虐げられた歴史が長く、今現在もそれが続いているのだろうと思ってしまう。
別に事実を捻じ曲げてまで日本を擁護しようとは思わないが、日本は世界中で最も女性・子供の人権が大事にされてきた社会だ思っている。

女性でも天皇になるし、平安時代から紫式部をはじめ，清少納言，和泉式部等の傑出した女性文学者を輩出している。
日本を訪れた西洋人は、女性が楽しそうに語らい子供達が自由に走り回っている日本社会を見て、その驚愕を記した資料は数多く残っている。

世界のメディアは森本首相の家族について調査してみればいい。日本社会の歴史を学べ。話はそれからだ。
まあこれも、歴史も事実内容も無視して「食べるためにクジラを殺す日本人は許せない」と日本を批判し続けた団体と同じなのだろう。

まあ少々情けないが、

それさえもしないなら、
森首相は早々に辞任して東京都もオリンピック開催を辞退することだ。

ついでに、
「それ見ろ、女性が発言しだすとまとまる話もまとまらなくなったじゃないか」
と日本のメディアに言って欲しいものだ。

『男は度胸、女は愛嬌』とか『女三人寄れば姦しい』
これらの言葉は『差別』を助長する言葉ではない。互いの立場を尊重しながら愛情を持ってその違いを揶揄して見せる日本の文化である。
それにしても日本のメディアの堕落は止まらないね。

だが、これを公の場で発言する勇気は私にはない。
小生は嫁さん一人で手一杯である。