2020年5月23日

まやかしの一国二制度

///_新型コロナウイルスの流行で延期されていた中国の全国人民代表大会(全人代)が22日に開幕し、中国政府に対する「反逆、分離、扇動、転覆」を禁止する「国家安全法」の香港への導入を検討する議案が提出された。_///

 結果がどうなるか知らないが、こんな法律ができるならそれはとりもなおさず『一国二制度』は失敗であったということになる。
 どうせ中国共産党がそんなもの信じていたとは思えない。香港を手に入れるための口から出まかせの嘘八百。元々香港人も誰一人『一国二制度』なんか信じちゃいないだろう。統一した制度があってこその国家である。

 今中国はコロナウィルスを利用して覇権を握ろうとしている。だから今回の全人代で国家安全法を香港に適用するだろう。そこでもうひと騒ぎ起きるだろうが、共産党は力づくで香港を潰すだろう。

 

まやかしの『一国二制度』を見せつけて、『平和的統一』と喧伝し台湾を併合しようと試みたが、今夏の騒動で残る道は武力統一しか道はなくなった。習近平は時代錯誤の『領土覇権主義』に固執して戦争を招くのだろうか?

 

 そうなれば中国・朝鮮半島(覇権主義)VS自由主義国家連合(民主主義)の生き残りをかけた闘いになる。
頭でっかちの中国は自分の都合の良い計画に夢中になって弱い国には武力で強い国には金で戦おうとするだろう。
自分たちが金に弱いものだから金さえあれば何とかなると思っている。彼らの思想は基本的に金(かね)本位主義だ。

 結果は見えている。中国は内乱で四分五裂のバラバラになり、チベット・東トルキスタンは独立国家になるだろう。
他の地域は当分の間無政府状態になる。元々商売人の集団だから思いもよらぬ無政府国家が出来上がるかもしれない。
おそらくそれが中国人にとって最良の形ではないか?弱肉強食の餓鬼・畜生・修羅の世界だが彼らにふさわしい世界だ

 

 問題は核兵器である。核兵器の使用を防ぐためには中国・朝鮮と闘う前にかなりの時間をかけて中国国内に自由主義陣営のシンパ組織を育て上げておかねばならない。時間はかかるだろうが中国を相手にするなら綿密な戦略が必要だろう。

昔のような、ただ単なる殺し合いの戦争なら世界最弱といってよい中国が、強力な武器を持つとこうなる。
中国を育てたのは、絵にかいたようなリベラリストの失敗の見本である。


コメント(2)

  1. reporterより 

    結局導入が決定したようですね。その言い草が「一国二制度の許容範囲を超える反中国活動を取り締まるため」。一国二制度の許容範囲を超えているのはご本家『中華人民共和国』の方だろう?
    中国は先進的な香港の法律にしたがえ!

  2. LENNONより 

    香港を死に追いやるのとシューキンペー一人を死に追いやるのと何方が地球の平和に貢献するでしょうか?地球上の共産主義者とそうで無い者の何方を殺す事が地球に平和をもたらすでしょうか?非常に簡単な答えですね。それを誰も口にしないのは何故でしょうかね?

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