2020年3月25日

自民党よ、朝日の復活を許すのか?

 いまさらだが、教科書に『従軍慰安婦』『南京虐殺』などというたわけた文言を載せようという人たちが作る教科書が、文科省の審査を通ってしまうこの国の官僚制度というものは、はたから見ればこれほど滑稽なものはないだろう。

欧米諸国も最初のうちは「日本人は何でこんなに自虐的なのか?」と懸念しアドバイスまでしてくれたが、当の日本人が一向に改めようとしないので匙を投げた。以来日本人は歴史も文化も素晴らしいがそれは過去のもので、現在の日本人は心の内では「愛国心も同胞愛もない」腑抜け民族とみなしている。

 

 慰安婦報道が捏造であることを当の朝日新聞が認めながら、その裏でこっそりと英字新聞で慰安婦を記事にする狡猾さは度し難い反日行為である。
 戦前は、さんざん軍部と国民を戦争へと焚き付けておいて、敗戦とともに天皇・軍部・国民に責任を擦り付け『良識の府』として説教を垂れた恥知らずは、中国の言うがままに『南京虐殺』を自社の特派員に書かせた。

『慰安婦』は得体のしれぬ人物が、へたくそな小説を「軍の命令で拉致したという体のノンフィクション」として出版し、『南京虐殺』は中国の御用新聞とかした朝日新聞の特派員が、現地を見聞した体でその実「中国政府から渡された資料そのままに書いた」ものをルポルタージュと称して出版した。

どちらも書いた本人が、問い詰められてそういうのだから間違いない。全て朝日新聞から始めたものだ。

 

 これがともに朝日新聞社の犯罪である。この新聞社が戦後にわかに、日本で最もステータスあるメディアとして長期間君臨したのだからその影響力は日本国中隅々までいきわたった。今でも教育界・法曹界・官僚・メディア・経済界いたるところで朝日新聞の蒔いた自虐史観の果実として反日種族が日本を支配してきた。

 

 それがここ数年ですっかり様変わりして、今や朝日新聞はメディアとしての信用は失墜し、ただの不動産屋のようなもの堕し、
教科書もそれなりに自虐史観を脱しつつあった。

ところがなぜか今回の検定で、先祖還りしたかの如く、正しい歴史を載せたものが不当な検閲で不合格になった。

 

文科省はこの変化をもたらした、今回と前回の教科書検定に関わった関係者全員の氏名を公表すべきだろう。

 

【教科書検定:教科書会社が編集した原稿段階の教科書を文部科学省が審査する制度。小・中・高校ごとにおおむね4年に1度のペースで行われ、(1)学習指導要領に則しているか(2)範囲や表現は適切か-などを文科省職員の教科書調査官が調査し、さらに文科相の諮問機関である教科書検定調査審議会が審査する。大学教授らが務める審議会の定員は30人だが、ほかに多数の臨時委員らがおり、教科別の部会や小委員会に分かれて審議。不適切な記述などには検定意見がつく。このうち歴史小委員会は正委員3人、臨時委員12人。審査に合格しないと教科書として認められない。】

 

それにしても自民党の変調は、あの保守派とおもわれたと思われた萩生田光一文部大臣にまで及んでいるのだろうか?
なぜここまで二階氏に気を遣わなければならないのだろう?実に不可解としか言いようがない。

このままでは憲法改正など程遠く、中国ウィルスの蔓延と共に、日本は更なる深みに沈みそうである。


コメント(1)

  1. LENNONより 

    二階は次の選挙で叩き落とせば良いとしても、役人共をコントロール、支配出来ない政治の情け無さは日本を駄目にする原因の一つになっている。行政という物は上からの命令を唯一として従わない奴は組織から叩き出すのが組織の在り方で組織を完全支配する為の民主主義じゃ無いと選挙の意味が無い。役人の屁理屈に惑わされるような政治家は必要無いどころか害になる。長い間言われて来た官主主義を叩き壊さないと日本は滅ぶ。多少の荒っぽさも仕方が無い。その覚悟の無い政治家は叩き落とすしか道は無い。

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