靖国前で割腹!令和の三島事件
田母神俊雄 (@toshio_tamogami)
靖国会の事務局長を長年務めてくれていた沼山光洋君が今朝4時頃に靖国神社前の道路上で割腹自決を遂げた。彼は日本国民の愛国心が足りなくて天皇陛下の靖国御親拝の環境が整わないことは天皇陛下に申し訳ないといつも言っていた。彼は命を懸けて国民に警鐘を鳴らしてくれた。立派な侍だった。_///
このニュースに5チャンでは
「意味ねンだわ」「それ。全く何の意味もない無駄死に。」「御涙頂戴ですか」『誰に対して抗議したのか 聞いてみたいわ」
といったコメントが流れている。
これらの忌むべきコメントは日本人の者ではないと信じたい。
日本人の心なきものに、沼山氏の悲しみも田母神氏の悔しさも判りはしない。
沼山氏の思いは田母神氏が書いているとおりである。
天皇陛下に靖国御親拝を許さない今の日本状況を創り出した我々日本人の愚かさを、この令和への御代かわりの春、一身に引き受けお詫び申し上げたのだ。
靖国神社は、明治2年(1869)大村益次郎の発案のもと明治天皇の命により、戊辰戦争の戦死者を祀るためにに創建された招魂社が前身であり、明治12年『靖国神社』と命名されたものである。
そこには幕末の志士も祀られ、日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争(第二次世界大戦)で、「国安かれ」という一念のもと命を捧げられた方々の神霊(みたま)が祀られ、その数246万6千余柱に及ぶ。
特筆すべきは、祭祀された御霊は軍人のみでなく、従軍看護婦や救護に当たった女学生、軍需工場で亡くなった学徒など軍属・文官・民間人も数多く含まれており、さらに日本人として戦い亡くなった台湾及び朝鮮半島出身者も同様に祀られている。日本国に殉じた神霊が、身分・勲功・男女の区別なく平等に祀られていることである。
それが靖国神社であり、『靖国神社は軍国主義を礼賛するもの』などと言うのは根も葉もない言いがかりである。
戦後、日本を貶めるため戦勝国や反日国が押し付けた捏造歴史に騙され、彼らと一緒になって、日本国のために尽くした自分たちの先祖を侮辱する愚か者の集団である。
1978年10月17日、大東亜戦争のA級戦犯が靖国に合祀された。昭和天皇は1945・52・54・57・59・65・69・75と御親拝なされたがそれ以降途絶え、跡を継がれた現上皇様は一度も靖国におみ足を運ばれることはなかった。
これをもって、「昭和天皇はA級戦犯が合祀されたことを快く思わず、その後の御親拝を取りやめ現上皇もそれに倣った」という意見があるが、それは奇妙な話である。
それを裏付けるものとして、元宮内庁長官・富田朝彦のメモや元侍従・卜部亮吾・『卜部亮吾侍従日記』をあげる人々がいるのだが、明治大帝が創建された靖国神社の精神は先ほど述べた。その上で、A級戦犯なるものは、法律でも裁判でもない戦勝国のリンチ(東京裁判)での見せしめであり、日本国では、1953年8月の衆議院本会議にて、左翼野党を含む全政党・全国会議員の満場一致で赦免を決議したことをもって、この国からA級戦犯なる存在は消滅しているのである。
先ほどの昭和天皇の近習達のメモや日記などは、戦後行われた捏造の一つではないか?仮にもし天皇陛下がそのようなお言葉を発せられたなら、天皇近習として明治大帝の御遺志と日本国会の決定をご説明申し上げ再度ご勘案戴くように上奏するのが務めのはずである。
ここに登場した『非公式なメモ・日記』を公表するが如き不敬極まりない宮内庁職員は、当時の世相や反日思想に親しんでいた許されざる裏切者としか思えない。
そう考えるのは理由がある。
A級戦犯を合祀したのは1978年10月17日、そして翌日の18日当時の福田赳夫総理が参拝しているが何の問題も抗議もない。
『A級戦犯合祀』とメディアが大々的に報道したのは1979年4月19日、その2日後に当時の大平正芳総理が参拝して、これ以降、政治家の靖国参拝が、まるで中国・韓国にご注進するが如き形で逐一報道されるようになった。
ただそれ以前、1975年当時の三木武夫総理が参拝した時、「私人として参拝」という言わずもがなの一言をいったのは、背景は不明だが、すでにメディアや学者の間から何らかの不快感が表明されていたのだろう。そしてこの年を境に、天皇陛下の靖国御親拝も途絶えた。
反日朝日・毎日・NHKなどは相変わらずA級戦犯のいない日本で「A級戦犯合祀を他国が問題にしている」と検証もせずに報道している。そこに隠された不気味な影が見え隠れする。彼らを同じ日本人としてみることはできない。
2006年に登壇した保守本流の安倍総理さえ、2013年12月26日に一度きりの靖国参拝にとどまっている。
令和天皇の参拝など議題にも上らない。この状況を靖国会事務局・長沼山光洋氏が憂えぬわけがない。
この事件は大手メディアでは報道されないだろう。
だがこの事件は『令和の”三島自決”事件』である。決して忘れない。
皇室継承という大問題もある。
今上陛下に現状をどのようにお伝えするか?誰がお伝えするか?政府は慎重に宮内庁人事を行わなければならない。
一日も早いさらなる日本人の覚醒を望む。
非常に残念。どうせなら日本を貶めてる誰かを道連れにしてやれば良かった。自刃とは精一杯闘い、なす術が無くなってからするもの。
やはりこの事件は、殆ど取り上げられていない。メディアの偏向はなんとも度し難い!