新聞各社が憲法改正に反対する理由がどうしてもわからない。ただこの議論は絶対にかみ合わない事だけはこれまでの経験からよく判った。
彼らは偽善者であり「日本人の為を思って議論している」と言い張るからである。「日本人の為」と言いながらその実は「日本を消滅させる為」なのだからまともな議論になるはずがない。

　その「日本人の為」を思っている彼らが憲法改正に反対する論拠は、長年「憲法改正は戦争につながるから」というものであった。

　これはうまい手である。戦後歴史を捏造して日本に全ての戦争責任を押し付けて来た連合国側の意向と、戦争責任を口実に日本を貶め、富と誇りを略奪する卑劣で情けない特亜諸国の悪意が縒り合されて、日本を縛りつける強力な縄になり、長年日本の戒めとなってきた。
歴史を捏造し、ありもしない日本軍の違法行為を国連で追求し、何も知らぬ国々は簡単に騙された。

　だが、長年この問題と戦ってきた人たちの努力が少しずつ実り始める。日本人の大半は目覚めている。そして大戦当事国であるアメリカが、これまで目をつぶってきた特亜諸国の嘘に辟易して日本の主張を後押しし始めた。
　そりゃあそうである。終戦後「民間人の上に原爆を落とした罪におののいた」アメリカは、日本に罪を擦り付けるために、日本の戦争犯罪を重箱の隅をつつくようにして調べ上げた。
アメリカは特亜諸国の主張は全て捏造であることを承知しているのだ。アメリカが本気になれば特亜の嘘はあっという間に暴かれる。

　その上に日米の支援を受けて発展した中・韓が軍備を拡大し、貧国・北朝鮮が核兵器を手にアメリカの安全を脅かし始めた。
歴史の浅いアメリカは、戦前から中国に憧れ「権威ある歴史大国」という幻想を抱いていた。そのアメリカが、経済大国となった中国の狂気に驚き一気に目が覚めた。

　アメリカは日本に軍備拡充を求め、アジア諸国を筆頭に世界がそれを期待するという情勢になって、日本の「戦争放棄」というお花畑憲法論議がいかに非常識であったか明らかになった。
だから「戦争反対」を口実にした『憲法改正反対』はいまや風前の灯火である。

　そこで「自らの不明を恥じる」ような常識は、日本の新聞各社は持ち併せていない。彼ら偽善者の最大の旗印は『人権』である。「人権を旗印に掲げ、特亜の人権を優先し日本人の人権を蹂躙する」のが彼らの常道である。彼らのお里がどこか丸わかりである。

　これまで『日本の非武装化・武力制圧』を目指して憲法改正に反対してきた勢力は、中・朝・韓の軍拡路線の意図に気づいたアメリカの逆鱗の前に道を断たれた。

　方針転換を余儀なくされた反日勢力が、新たに策定した日本破壊戦略が『皇統断絶・皇室破壊』による『日本の内部対立から分裂・崩壊』というものである。

　GHQは『皇室の維持（国体護持）』を条件に『日本の無血制圧』を得た。
天皇は『日本国の象徴』として憲法に規定されたが、米国人の無智で、『象徴』それこそが日本国天皇の本来のお姿であることに気づかなかったのが幸いである。

　ところが令和の御代代わりに併せて、『憲法改正反対』に『皇室』を持ち出す新聞社が現れた。
その記事では、「憲法改正が　”現行憲法が古い”　という理由で行われるなら、”天皇制こそが最初に検討すべき項目”になるだろう」というものである。

　「戦争反対」で改憲議論を抑え込もうとしてダメだったので、次は改憲議論をするならば、真っ先に「皇室の存廃」を検討することになるぞ、という脅しなのだろうか。
この記事を書いた学者は、この後天皇制についていろいろと記述が続くのだが何を言いたいのかよくわからない。だから記事の最後の言葉だけコピペしておく。

///＿『前近代的な天皇制を維持するなら国民は、より一層、その地位にある人の人権への意識を強く持つ責任がある』＿///（首都大東京・教授（？）木村草太）

人権の問題なのだそうだ。人権を持ち出すと誰も口出しできないと信じている似非リベラリストかな？
まあこの記事の真意は「憲法改正するなら天皇制の可否を問うぞ」だろう。違うならぜひ真意を寄せてくれ（わかりやすくね）。

　それにしても日本の新聞社というものは、発行部数が海外の新聞と比べたらけた違いに多い。これまでその影響力は大きかった。その過去の栄光の上に胡坐をかいているのが今の日本の新聞社だ。
だがここにきて、反権力を装う反政府つまり反日勢力に堕している。反日勢力という反日権力者の走狗に抱いてしまった。

　「一旦はいた唾は飲み込めない」と云うが、その典型が朝日新聞社だろう。日本国民の殆どが朝日の捏造に踊らされた自分を恥じている。
朝日新聞社は、捏造をきちんと謝罪していないから、未だに中途半端な反日記事で顰蹙を買い続けている。
もう全ては後の祭りだ。
朝日新聞などもはや無用と言っていい。

韓国の文ジェイン政権とよく似ている。
いや行動が韓国の習性と似てるんだろな。