2019年4月25日

自民党内の親中・親韓派をいかんせん!

 二階俊博、得体の知れない政治家である。安倍総理も一目置くほどの政治力はある。人脈と人心掌握の才能というべきだろうか。
だが自分は総理の器ではなく大臣・派閥の領袖止まりということも重々承知しているのだろう、自民党総裁の椅子を狙っているようには見えない。そのあたりなんとなく小沢一郎のスタンスによく似ているものを感じる。

 

 政権への欲は見えないが、自民党から新生党・新進党・自由党・保守党・保守新党と渡り歩いて自民党に復帰している動きを見ると、機を見るに敏というか時局を読み取る力は優れている。やはり小沢一郎氏の影響を強く受けているのだろう。つまり彼は「人の話をよく聞く小沢一郎」という人物なのだろう。

 

 小沢一郎もそうであったが、政党内にあって力を発揮するが、政策的には見るべきものはなく、外交・国際問題に関しては党利党略又は党内調整の延長というものであり、国際力学の理解やそれに基づく長期戦略などは全く持ち合わせていない。
そういう意味では『世界の中の日本』という視点も持てず、歴史認識等にも興味を示さない、本質的には典型的な利権政治家なのだろう。

 

 ハッキリ言って、安倍総理と肌が合う国際派の麻生元総理とは真逆のタイプで、安倍総理と馬が合うことはない政治家である。自民党勢力維持にその二階氏の力を頼みにしなければならない鬱屈が、ここ最近自民党に感じる停滞感の原因のような気がする?

 

 憲法改正、日米防衛協力拡大、韓国制裁、北朝鮮への圧力これらの方針に二階氏は絶対同調しないはずだ。
となれば彼は反日勢力、第二の小沢一郎、自民党にとっては獅子身中の虫ということになるのだが、今自民党内で争いを起こしている場合ではない。与党勢力を維持したまま、どうやって二階氏の影響力を削ぎ落すか?悩ましい問題である。
だがこれを解決しなければ、中韓と連携しようとする二階氏の動きで、日本は国際戦略を描けず、下手をすればアメリカの信頼を失い崩壊するかもしれない。

 

困ったものである。
『ゴルゴ13』でもいないかなあ?


コメント(3)

  1. LENNONより 

    現幹事長の過去の経歴を見ればどんな人間かを推測するのは容易い。得意技は腰巾着、金魚の糞だ。この二つを分かりやすく言えば権力に擦り寄り尻尾を振り自分の地位を上げて行く処世術に長けているという事だ。政策云々では無く誰に気に入られるかに命を賭ける。処世術も確かに必要だが国会議員は政策で勝負するのが本筋だ。残念ながらこう言う議員が永田町には少なからず存在する。議員の姿勢は過去の姿勢や言動を見れば理解出来る。政治とは権力闘争に明け暮れるのは当然だが少しでも判断を間違うと足元を掬われる。但し国民を忖度し良い政治を志し国益を護っていれば支持は得られる。そうでなければ選挙で叩き落される。国民が最高権力を持っている。日本国民を忖度せずに国民、国家を蔑ろにすれば議員と言う立場も取り上げられる事になる。野党を見れば一目瞭然だ。野党は他国を忖度し国民を忖度しないから支持を得られない。国民や国家に忖度をし国益を護り役人をコントロールするのが議員の仕事だ。自分に権力が有ると勘違いしている議員のなんと多い事か?

  2. 婆さんより 

    私の友人のお姉様は、自民党の代議士を何期も務められた地盤を引き継いで自民党推薦で落選して、
    次には何故か小沢一郎推薦で再チャレンジして落選。
    もう選挙はやらないとおっしゃっていましたが、きっと彼女は共産党でなら必ず当選すると思ったら、また立候補されるのでしょうねぇ。

  3. 婆さんより 

    自民党の代議士を何期も務められた『お父様の』地盤を引き継いで(お父様が抜けていました)

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