2019年3月13日

ムンジェインの革命

ムンジェインはしきりに革命という言葉を使う。彼の左派姿勢を見ればそれは当然なのだが、今の世界状況で「左翼革命が必要」という主張は全く見当違いの発言として嘲笑を浴びるだろう。世界の中の数少ない共産主義・社会主義国家を見ればすぐわかるように、実際の体制・経済活動は自由主義・民主主義陣営を後追いしており、左派思想・イデオロギーなどは方便にすぎないことは当事国の国民がよく承知している。仮に自由主義・民主主義の後追いでなければアナクロニズムの独裁体制である。

 

ではムンジェインが言う『革命』とは何か?韓国人は今何が起きているか全く理解していない。気が付いた時には手遅れで、大いに後悔することだろう。

ムンジェインは北朝鮮のスパイだった廬武鉉の弟子。だから、本音は『韓国の北朝鮮化』である。だがこれでは韓国民はついてこない!だから実際にやるのは反日政策である。慰安婦・徴用工蒸し返し、軍事威嚇、日本誹謗外交である。そのためには、どんな理不尽なことも平気でやる。

その裏で着々と韓国の政治体制を従北朝鮮勢力に置き換えている。司法・立法・行政の全てを従北朝鮮勢力が支配している。その実態を国民の目から隠すため反日政策を次々と繰り出す。もはや不可逆的な『南北統一を目指す反日国家』になった。

日本は一切かかわらないことだ。彼のやっていることは南北統一のための手段としての反日である。南北統一を妨害さえしなければ一定の枠内に収まるだろう。日本はもちろん南北の統一を妨害はしない。だが、日本国民の安全のために防衛政策・体制は協力に固める。それを彼がどう受け止めるかは注目する必要はある。

だが勝手に『革命』に転げ落ちていく韓国はどうにもならない。日本が関わる問題ではない。

 

日本でも1970年前後、学生運動華やかなりしころ、『革命』ゴッコがはやった。ゴッコというのは、学生に革命や左翼思想や共産主義国家についての知識がなかったからである。ミーハーな若者の自己顕示行動だったのだろう。ヒッピーやミニスカートや長髪と言った、後から振り返ってみれば「なぜあんな風に熱狂したのだろう」と自分で首をかしげる奇妙な一過性の風俗の一つにすぎなかったからだ。

ごく一部、その学戦運動から先鋭化して『武力革命』を標榜するグループが現れたのは事実である。だが彼らが起こした『武力革命』は、未熟な若者達が未熟な思考で未熟な人間性をそのままさらけ出す、『鬼畜の所業』と言うべきものであった。革命を目指した仲間を総括という名のリンチで次々殺害するという無軌道な惨劇でしかなかった。それ以上の意味は何もなかった。わたし達はその『連合赤軍事件』で、始めて学生たちの『武力革命』の蓋を開けて中身を覗き『革命』を知った。それ以降日本から『左翼武力革命』という言葉は消えた。共産党本部の金庫の奥にひっそりと隠されているのだろう。

 

いまや韓国はムンジェインの手に落ちた。『経済の発展した北朝鮮』とでもいおうか『ムンジェイン独裁国家』である。彼のたどる道は最終的に南北統一である。そしてムンジェインが言葉でそれを表明したとき必然的に韓国民との武力衝突、つまりムンジェインの『革命』が始まる。

日本にとって最悪の結果は、朝鮮族らしく「強いものに巻かれろ」と韓国民が雪崩を打って北朝鮮に飲み込まれることである。中国に次ぐ『核兵器を所有する前近代国家』の誕生である。
最悪に近い状態は、北朝鮮による武力侵攻である。大虐殺が起き、大量の韓国難民が朝鮮戦争同様日本になだれ込む事態である。日本は周到に準備して水際で止めなければならない。
最悪とまではいかないのが、韓国民が目覚めて、ムンジェイン政権をできるだけ早期に打倒すことである。だがそのチャンスはもう過ぎているのかもしれない。

 

しかしどういう事態になろうが、そこには日本にとって『良い事態』の存在しない。日本にとって半島は疫病神である。日本国民は国内の反日勢力に踊らされず、しっかりと国防体制を固める努力をしなければなりません。


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