2018年12月13日

公務員とベーシックインカム

「税金が足らないと言いながら公務員のボーナス満額かよ!」

という投稿に、
「経営不振の企業がボーナス出すか?」とか
「なら努力して公務員になりな!」とか

もういろいろな意見が出てますが、どうもみな今一つ切れ味がない。
しょうがない。チープトークには世話になってるから、ここの読者だけに誰も知らない国家機密を、こっそり教えよう。実は・・・・・・・

「日本は将来に向けてベーシックインカムの実験中なのです」

 

 ベーシックインカムとは、
一言で云えば「国民全員に最低限の生活に必要な現金を給付する」というもの。

 国民全員が無条件で生活保護受給者となるという政策なので、これができれば「贅沢さえ望まなければ働かないで生きていける」のです。
じゃあそのお金はどうするのか?と誰しも思うでしょう。
 今ネット社会で、一部の企業家に巨万の富が流れ込んでいますが、仮に人間に代わって働くロボットが完成し、その上である企業家一人に全ての収入が流れ込んだとします。社会を維持する為に必要な経費を引いて、彼が自分の収入を世界中の人にばら蒔くとベーシックインカムは完成します。

無気力な人にとってはある意味で理想郷です。多くの人はベーシックインカムを受けながら自分のやりたい仕事をするでしょう。早くこんな世の中にならないかなあ。

そして今、日本はベーシックインカムの実現可能性を研究するために、
「現時点で、遊んで暮らせる人を何人抱えられるのか?」
「そのような人はどのように人生を送るか?」などを調査しているのです。

 

そして、このまま段階的に公務員を増やして『世界初のベーシックインカム社会』が誕生するかどうか、日本は世界に先駆けて壮大な実験に取り組んでいるところなのです。

ですからみなさんは、将来の理想郷のために日本国民として政府に協力しましょう。

 

あれ?・・・ちょっと待て!じゃあ何か?
ひょっとして俺たちは今の時点で、そのベーシックなんちゃら社会の、公務員を養うために「人間の代わりに働くロボットの、その代わり」ということか?

 

(ドキ!)いやあ、いまつぶやいた君、なかなか優秀だね。どうかね公務委員にならんかね。その代り今後はそのような発言は慎んでくれよ。イイネ。
(アブネーナ、モウチョットデバレルトコロダッタジャネエカ。チープトークノドクシャハ、ナカナカアナドレヌナ。)

 


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