2018年10月29日

偽善を押し付ける日本メディア

 砂防ダムに落ちたイノシシ2頭を懸命に救出するニュースが流れる。キャスターは、公務員だろう救出作業をする人たちの四苦八苦する様子を流す。はっきりとは言わないがこの件を『ヒューマニティ』あふれる美談として伝えようとしているのはしっかり伝わってくる。

 このニュースを見ながら家人が「何で駆除しないの?」と首をかしげる。当たり前だ。散々イノシシの被害を訴え、けが人が出たらニュースに流すテレビ局が、『砂防ダムに落ちたイノシシ』を救出することをニュースで美談にするのだ。この二枚舌、定見のなさを、どのメディアも批判しようとしないこの国に、本当のジャーナリズムがあるとは思えない。

 

 明らかな捏造である、朝鮮主張の『従軍慰安婦』『強制徴用』『竹島略奪』『関東大震災の虐殺』を検証もなく受け入れ、疑義を唱える日本人を「反省なき日本人」と糾弾してきたメディアは、明らかに常軌を逸している。
 沖縄戦をテーマにしたノンフィクション作品を、不実の記載で名誉棄損で訴えられたノーベル文学賞作家・大江健三郎氏を、「彼がそう信じるに足る理由があった」として『真実相当性』なる理由をもって『無罪』とした司法もまた偽善者である。「彼がそう信じるに足る理由があった」という限り「彼の信じたものは間違いであった」と言い切っているのであり、『情状酌量』の理由にはなっても『無罪』の理由にはならない。

 ここに見られるのは「犯した罪を認める潔さは善である」という日本人独特の感性を、逆手にとったイジメであり、日本人に対する偽善の押し付けである。

 戦後アメリカの日本統治は、『大量破壊兵器・原爆』を民間人の上に落した彼らの戦争犯罪を糊塗するために全力を挙げた。多くの日本人が、特に軍人が、『東京裁判』などの茶番劇に騙され、『捏造された日本軍・日本人の大仰な戦争犯罪』を聞かされ、「まさか戦争中、日本軍がそんな悪事を働いていたとは!」と驚愕と共に悔し涙にくれたことを知っているだろうか。涙の理由は、当時の日本軍人がほぼ全員、『アジア解放の戦争』と信じ、規律をもって死地に赴いたからだ。

 今やっと、日本軍人が涙を流して悔しがった『日本の戦争犯罪』なるものが捏造であり、特に日本人として共に戦った朝鮮人が、占領下日本で行った卑劣な行為を覆い隠すために、新たな『戦争犯罪』を生み出し続けた策略であることが明らかになりつつある。
 だがそれに加担してきたメディアが未だに捏造歴史の罠から抜け出せない。抜け出せないどころか積極的に加担さえする。そのメディアの中枢に巣くうのが何者か明らかだろう。

 そのようなメディアは常に正義を振りかざす。戦後世界の正義は『リベラルとヒューマニズム』である。国家を否定する共産党の掲げる選挙公約を見ればいい。『リベラルとヒューマニズム』、臆面もなく幸せを大声で叫ぶ。悪意あるものは正義を振りかざすのが常道である。
 安全を訴える原発反対活動、平和を訴える米軍基地反対活動に参加する人々が、いかに非道で暴力的な狂気に満ちた人達かネットのおかげで明らかになった。

 だが一般メディアはその事実を報道しない。まだ目覚めていない。
その一方で、害獣イノシシの救助活動を『ヒューマン・タッチ』に報道するメディアを見て、今朝はその偽善者ぶり、偽善の押し付けに呆れるというより苛ついてしまったようだ。

あくなき歴史捏造を続ける韓国で、明日30日『徴用工裁判』の判決が出る。完全解決を謳った『日韓基本条約』を無視して「個人に対する賠償責任は日本ある」という彼らの自縄自縛理論で、日本に支払いを命じる判決しか選択しようがなくなっている。

韓国の戦後補償は韓国の国内問題である。
日本メディアはこの当たり前の事さえ主張しない。
偽善者たちは多くの日本国民を騙し続ける。

 


コメント(4)

  1. 常識的な老婆より 

    それにしても旨そうなイノシシでしたねぇ。
    ぼたん鍋が何人分できたでしょうか?もったいない!

  2. reporterより 

    そうです、害獣は「獲って食う」これがもっとも経済原理にかなっています。日本に仇なす害人はつかまえて送り返す。攻撃する国とは戦う。口激する国とは絶縁する、これが国家の役割です。

  3. reporterより 

    北九州市に「イノシシがかわいそうだから何とかしろ」というクレーム大量にかかってきたそのほとんどが市外からだったそうです。
    『うるさいから除夜の鐘を突くのをやめろ!』というのは民団の指令を受けた在日韓国人だそうです。
    なんか似てますね。

  4. 常識的な老婆より 

    有害鳥獣駆除の規則に則って市町村が捕獲の許可を出して、地元猟友会に依頼するのが最も適切な方法なのですが、マスゴミがカメラを構えていたのでは如何ともしがたいですねぇ。

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