2018年10月26日

文字うらない 中国人と朝鮮人

 朝鮮の『ハングル』は、1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が庶民の文字として創ったと伝わるが、実際には男は読めるが女性は殆ど読めなかった。日本統治時代に初めて『ハングル』という呼び名が付され、『諺文(おんもん)』という名で教育課程に採り入れられ、『諺文(ハングル)』を用いた出版物により広く普及することになった。表音文字なのでひらがなやカタカナに近い。宗主国を恐れ漢字を公用語としていた朝鮮は、太平洋戦争後、タナボタ独立ののち急に自国文化に目覚め(?)「漢字を廃止する」と大見えを切ったが、漢字は消えていないようだがどうなってるのだろう。

 

 中国は『中国』と名乗っているが正式には『中華人民共和国』。古来、中国語にいう『中国』の意味は「世界の中心となる素晴らしい国」なので、第二次大戦後ソ連の後押しで出来た共産主義国家にしては随分と『尊大』な名前を付けたものである。(ま、江戸期日本の国学者・山鹿素行はこの意味で「日本こそ『中国』である」と主張した。中国人より早い!)
 その中国の文字が『漢字』という表意文字。留学生に教わったのだが、漢字は昔から文字一つが一つの意味だけを持つもので、新しい事象・現象が起これば新しい文字が必要になったという。西洋人が『悪魔の文字』といった意味がやっと分かった。

 

 中国から漢字を受け入れ、元々の大和言葉を表すひらがなを造った日本人は、昔から新しいものに対応するために、漢字と漢字を組み合わせて『熟語』を創った。江戸期から西洋の文物はカタカナ表記で受け入れていたのだが、明治維新で本格的に西洋文明を採り入れる段になると、日本人は『気宇壮大』ともいえる外来語の日本語化・熟語化を成し遂げた。日本人はもとより、現代中国でも自然科学分野などは7~80%が日本製熟語だそうである。生意気にも最近は自分たちで熟語を造り始めたので意味が通じにくくなった。

 

 なんでこんな話をしているかというと、
昔ながらの漢字に固執してはいるが、日本から『熟語』を逆輸入して実利をとる。それでも自国が世界の中心だと主張する中国。
自国(?)の文字ハングルに固執し漢字を禁止する韓国。韓国はついでに日本統治時代のものすべて破壊しようとしている。

このように、国語の性質一つ見ただけで、その国の国民性がありありと浮かぶ。

で、本題だが「中国人よ、提案だが日本の表音文字カタカナを取り入れないか?表音文字のない貴国にとっては便利この上ない改革だと思うがいかが。」
「昔、漢字を戴いたお礼だ。漢字由来のカタカナ遠慮はいらない。そのうちカタカナ交じりで日中両国はコミュニケーションをとれるようになるかもしれない。どうだい?」


 韓国?折角日本人が発掘してあげたハングルがあるじゃないか。漢字なんか早く捨ててしまいな。元々日本とコミュニケーションなんか取れないんだから文字は大好きなハングルで充分。『日本軍慰安婦』『強制徴用』『窃盗仏像』『不意可逆的解決』『関東大震災虐殺』ハングルで書いて意味わかるのかね?

 


コメント(3)

  1. 常識的な老婆より 

    その前は日本人が韓国に行っても地名や食堂のメニューは不自由なく、新聞も90%以上も理解することが出来ていました。
    今のハングルの新聞や本は韓国の教養のある老人たちには極めて不評のようですねぇ。

  2. 流行語より 

    中国共通語
    1958年国務院「拼音ピンイン」ローマ字表記ルビ公布➡自国文字漢字学ぶ前に、ヨーロッパ文字学ばなければ、読み方分からないとか…

  3. reporterより 

    え~、ピンインの代わりに『カタカナ』の採用を提案いたしております。漢字由来の『カタカナ』ならばものの一日で覚えられるのではないかと。
    アイヤー!その漢字の発音が違うアルか! 一週間に訂正します。

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