米軍の原爆投下を待って、日ソ中立条約を破って満州・樺太・朝鮮に大々的侵攻したソ連軍は、民間人を含む日本人を徹底的に略奪し殺傷した。この当時の記録を読むと、ソ連の犯罪行為に息が詰まるほどの怒りを覚える。

　ただ最近になって、「ではその時ソ連兵は『朝鮮人』に対して暴行は加えなかったのだろうか？」という疑問が沸き起こってきた。それ以前にソ連の沿海州に棲んでいた朝鮮族２０万人を排除するために、強制的に中央アジアに移住させたソ連だ。教養も何もないソ連兵が、日本人だけ凌辱し朝鮮人に手心を加えるなどと言うことは考えられない。

　日本国内にいた朝鮮族は、戦後「自分たちは日本に侵略されていた被害者。当然戦勝国民である」と好き勝手なことを言って日本人の資産を奪い駅前の一等地を略奪した。原爆を落としたことを正当化するために、何としても日本を『戦争犯罪国家』として世界に喧伝したいアメリカは、戦争犯罪国日本だから当然だとばかり朝鮮人の犯罪に目をつぶった。

サンフランシスコ平和条約（１９５１年９月8日調印、１９５２年４月２８日発効）が締結されるまでまで、「後ろめたさに囚われた」アメリカ人を騙して、朝鮮人はやりたい放題だったのだ。

満州・朝鮮半島にいた朝鮮人はロシアに対しどのような行動をとったのだろう？
やはり自分たちは被害者だとロシアに擦り寄り、ソ連兵がなぜ朝鮮人から略奪しなかったのか？

ソ連は戦後朝鮮半島を支配するつもりでいたのかもしれない。そのために多少手心を加えてかもしれない。だが無教養な農民上がりのソ連兵がそれしきのことで略奪をやめるはずがない。

推論だが、ソビエト連邦内に移住させられた元朝鮮人がソ連兵として進駐してきたのではないか。ソ連は連邦内の朝鮮人を使って北朝鮮人を同胞として扱い、半島を支配するつもりだったのではないだろうか。

あくまで想像でしかない。ひょっとすれば日本人と同じようにひどい目にあっているが、共産党支配のもとでそれを隠し続けているのかもしれない。

安倍総理がプーチンに対して、経済協力を梃に『北方領土返還』を実現しようと四苦八苦しているのを見て、ついロシア人という人種について思いをはせ、こんなことを考えてしまった。