ニュースでは早くから警告していたが、今回の大雨は我々の常識を覆す、言葉通り『未曽有』の大雨となった。多くの生命が失われたのは残念でお悔やみ申し上げる。

「天災は忘れた頃のやってくる」という言葉を久しぶりに思い出した。

しかし、その水没した被災地・倉敷市を視察・訪問した安倍総理に「世界にばかり目を向けず我々にも目を向けてください」という被災者の様子がテレビで流される。言わずもがなのことを言った被災者もまさか放映されるとは思わなかったのだろう。自業自得で恥をさらした格好だが文句があればテレビ局に言いなさいね。

安倍総理に「我々に目を向けてくれ」と非難されるいわれは何もない。だからこの男性の言い分は全くの言いがかりでしかない。「世界にばかり」などと批難されるいわれも全くない。日本ほどの大国が、世界に背を向けてしまってはかえって非難されるだろう。

まあこの男性に政治的・思想的背景があっての事かどうかは知らないが、地震・台風・大雨と災害に事欠かぬ日本国にあって、お見舞いに訪れた総理に「ありがとうございます」の一言も言えない日本人を見ると悲しくなるね。

かつて菅総理が東日本大震災の被災地訪問で「もう帰るのか！」と気色ばまれてあたふたした場面があった。あの時は民主党政権で、反日・菅総理のパフォーマンスしかできない無能・偽善ぶりに日本中がうんざりしていたから。結局菅総理は引きこもってテレビにも出なくなった。民主党政権の福島対応は本当にひどかった。
だが、考えようによっては日本のトップが一々被災地を訪問する必要はないのではないか？やるべきことをやってあとは現場や自治体に任せた方がいいのではないでしょうか。
（問題は野党とマスコミ等の『自称リベラりスト』達がつまらぬ揚げ足取りをやめてくれれば可能なのにね。）