2023年7月8日

成田闘争

かつて成田闘争なるものがあった。
いや過去形ではなく現在も続いているらしい。

学生時代活動家が支援しているのを見て、ノンポリを決め込んでいた私には何の興味もなく、反米闘争の一つかなというくらいの認識しかなかった。
左翼新聞は反政府活動として報道はしていたがその本質は読んでも解らない。新聞を読んでも何一つ知恵はつかないのだ。

_/// 成田空港は開港30年にもなるのにまともな滑走路一本ない。(2005年)
この空港は役人たちが天下りポストと利権欲しさに作った。当初は滑走路4本を持つ大型空港として計画されたが、役人が欲しかったのはもっと手頃な利権。計画が大きすぎて自信がなかった彼らは計画を大幅に縮小した。この計画変更で役人は滑走路の先に900メートルの長さで設置する進入灯のことをコロっと忘れた。その失策に乗じて滑走路の至近にテロリストが住み着き買収不能になった。排除できずに未だに年間何百億円の警備費用をかけている。
お役人はしかたなく進入灯は滑走路に食い込ませてつくる羽目になった。結果、成田は不便極まりない空港になったが、不始末をしでかした役人の一人は全日空に天下り、その後任は空港公団総裁や羽田の日本空港ビルの社長に天下った。_///

多少はしょってはいるが、成田闘争は政治問題でもなく外交問題でもなく下衆な役人の私利私欲から起た問題だった。それをマスコミが、政府を追及する野党に乗っかってさも重大な政治闘争のように偽記事を書き続けただけなのだ。

 

戦後左翼に傾斜したマスコミが秘密にしてきた事件の真相が、
高山正之氏の手に掛かればかくも容易く解き明かされる。

こんなくだらない闘争をいまだに続ける左翼と呼ばれる人種に憐みを覚える。
国民の金で下衆な企みをする官僚たちには虫酸(むしず)がはしる。
そしてそれを生み出す傲慢マスコミは、何とも罪作りなものである。


コメント(3)

  1. こだいらーより 

    この度のこの記事で、モヤモヤしていた成田空港問題がよくわかりました。

    中学生の頃(?)、人を見送る用事があり、成田空港に行きました。
    バスに乗って行きましたが、殺伐とした風景に監視塔が点在し、何ヵ所か検問があり、その度に機動隊員や警備員が乗り込んできて、車内や乗客をあらためました。
    北アイルランド紛争のことをテレビで見て知っていたので、アイルランドじゃあるまいし…と思いました。

    お書きのとおりであれば、つまらない私欲のために、途方もないストレスや費用を皆で払ってきたことになります。

    五輪の汚職も、忘れかけていましたが、思い出しました。

  2. LENNONより 

    この成田の時から徐々に日本が駄目になって来た。公共事業を邪魔する様な奴は痛い目に合わせるだけじゃ無くキチンと殺さなかったのがジワジワと日本が弱体化した。そして徐々に平和ボケに。兎に角学生ごときが反日左翼に踊らされ事業の邪魔をする様な馬鹿は生かしておいちゃ駄目だ。

  3. reporterより 

    01≫こだいら―様
    高山正之氏の「変見自在」一読お奨めします。今日本人(国)がどんどん近づいている、日本人以外の国々の恐ろしさと愚かさが呆れるほど載ってます。どこかで食い止めなければと心から思いますよ。

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