「今後１０年間で、必要電力が１０倍になると仮定すれば、地表にどのくらい太陽光パネルを敷く必要がありますか？」
とチャットGPTに質問した回答です。

///＿現在の日本の総電力必要量は約1兆キロワット時（kWh）です。

太陽光パネルの効率は20％と仮定し、地直線に対して当然のような太陽光の平均エネルギー密度を1kW/m²と仮定すると、年間の発電量は1m²あたり1,752kWhとなります。

この場合、2000億kWhの電力を発電するために必要な面積は、2000億÷1,752kWh≒114,000km²になります。これは日本の面積の約3.5倍に相当します。

ただし、実際には地形、都市化、自然保護地域、その他の利用制限などの境界があるため、このような境界地域を進めることはできません。また、太陽光パネルの効率が向上した場合、この値は変化します。＿///

それまでのいくつかの質問に、CHATGPTはことごとく再生可能エネルギーの有効性を主張してきました。
しかしこの答えだけは「ネット資料から引っ張ってきたもの」とは思えません。
勿論全ての電力を太陽光パネルで発電するのではなく既存の発電施設も利用しての話だと思います。

しかし現在の日本の総電力約１兆KWHなら、１０年後に必要な量を１０倍と仮定したのだから１０兆KＷHのはずです。
太陽光発電で必要な発電量は９兆ＫＷＨになるはずです。

ところが、CHAT　GPTは「この場合２０００億KWH発電する為に必要な面積は」と話をすり替えました。
論理的には間違っていないのでうっかり読み飛ばしてしまいそうになりますが明らかに論点をずらしました。

９兆で計算すると日本の１５７．５倍の面積が必要になります。
こうなるととてもお話にならない数字です。

それとも「太陽光パネルの効率は20％と仮定し』という言葉は「太陽光発電は総発電量の２０％」という意味なのか？
仮にそうだとしても、１０年後には１０兆KWHの２０％として２兆KWH。２０００億KWHの１０倍
日本の面積の３５倍の面積が必要となる。

しかしＥＶが普及したら１０倍の電力が必要というのは控えめな話です。

ＣＨＡＴ　ＧＰT、ちょっと怪しいかもしれません。
ひょっとすれば「某ＥＶメーカー」の回し者？
（私がどこか間違ってるかもしれません、ご確認を）