2017年5月12日

危機招くアメリカ大統領

アメリカが揺らいでいる。
いやトランプが自分の能力に疑問を持ち始めている。

コーミーFBI長官の突然の解任。それも、解任された本人は、テレビ報道でそれを知るという野蛮なやり方に、同盟国はトランプ大統領の精神状態に不安を覚えている。

まるで北朝鮮の金正恩を思わせる非情さに先進諸国のみならず世界が驚いている。
アメリカという唯一の超大国は非常に危険な状態になりつつあるのではないか?

アメリカ大統領といういわば世界のトップに君臨した時、人がどうなるのか知る由もないが、
やはりその場を追われたくないというのは人としてふつうそう思うのだろう。

大統領選挙に関してFBIがロシアの関与・不正選挙を捜査をしていると聞いて、居ても立ってもいられなくなって長官を解任したのならこれは大失敗に終わるだろう。これは大統領としての資質の問題である。

ビジネスの世界であればいくら強引なことをしても自分と自分の会社だけの問題である。
しかしアメリカ大統領ともなれば、その決定は自国民のみならず世界中の人々の命を脅かすことになる。
トランプ氏は大統領になって事の重大さに気づき精神的に耐えきれなくなりつつあるのではないか?

シリアを攻撃して矢継ぎ早に北朝鮮に脅しをかけた時、それは脅しだけで済ますことのできない挑発であることに気が付いていただろうか?
大統領スタッフの中に戦略的一貫性を持って考えることのできる人間がただの一人でもいたのだろうか?

これでトランプ氏は、内にも外にも大統領の座を賭けた闘争を強いられる独裁者の道を選んだことになる。
孤立した独裁者がなにをするか?
決まっている。国民の支持を得るために『国外の脅威』つまり『いけにえ』を求めるのが常套手段である。
それもアメリカ(人)は傷つかない方法で行わなければならない。

となると『いけにえ』には短期的には北朝鮮、シリアのどちらかだが、長期的には日本と中国となる。
これはトランプの精神がまだ正常であればというのが条件。

異常をきたしたらどうなるか判ったものではない。ほんとに恐ろしい話だ。


コメント(3)

  1. 昔は別嬪さんより 

    トランプさん「こりやあかんわ」
    老害甚だしいのは、もしかしたらアルツハイマーの初期症状かも知れませんねぇ!

  2. reporterより 

    アルツハイマーの習近平、金正恩、文在寅、トランプは鍵のついた独房で麻雀でもさせて、
    『整形そっくりさん』を用意して、日本主導で世界平和を目指しましょう

  3. reporterより 

    FBIの捜査を恐れ、北朝鮮を攻撃することで大統領の座を守ろうとするはずのトランプ氏に一向に動く気配がありません。やはり彼も一皮むけば、オバマ前大統領と同じ口先だけの中途半端な人権派リベラリストでしかなかったようです。

    アメリカが北朝鮮を攻撃できないのがはっきりしましたので、安倍総理は米国と交渉して、秘密裏に核兵器の開発と配備をしなくてはならなくなりました。もし交渉が失敗してアメリカが拒否するようであれば日本は中露朝韓によって袋叩きに合いますので失敗は許されません。
    それを避けるには、いち早く韓国と中国の歴史捏造・慰安婦や南京虐殺の嘘を暴いて、さらなる国際的信頼を獲得しなければなりません。

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。
  • コメント欄に入力できる文字数は500文字までとなります。