ウクライナに侵攻したロシアは通常の軍隊ではない。攻撃目標は無差別で民間人にも被害者が出ている。
元々非人道的な戦争に『人道に対する罪』を持ち込んだのは第二次大戦の連合国。露西亜も一応連合国の一員だったはず。
日本が降伏した後に日ソ間の条約を無視し北方領土を略奪したロシアだけのことはある。
いざとなったら、彼等の前では民間人など恰好の殺戮の的だ。

　経済制裁を謳うバイデンに業を煮やしたか、ついに欧州はロシアをSWIFT（国際銀行間通信協会）から締め出す決定をした。
これが実行されれば、ロシアは国際送金や決済の枠組みから締め出され、貿易が停滞し経済的に大きな混乱が起きる。
この決定を受けて、アメリカもやっと重い腰を上げロシア排除に同意したようである。

　しかし欧州の決定は「数日の内に」という猶予期間がある。ロシアはその間にウクライナを壊滅させようと攻勢を強めるだろう。
しかもこの猶予期間は、ロシアを締め出せばロシアと取引をしている側にも混乱が生じるからだ。まさに『諸刃の剣』。
しかし米国・バイデンのように武器だけ渡して「ガンバレ」というだけで外に何もしないよりはるかにましだ。

　そしてもう一つの懸念は、困ったロシアが中国とより緊密に連携を図るだろうということ。
そして中国はそれを最大限に利用し、自国の覇権拡大を目指すだろうということ。
その中国の覇権の矛先が向かうのは、台湾であり他でもない日本であということ。

　日本はウクライナを見習い、一日も早く中国の侵攻に備え軍備を整えることだ。
その最も有効な軍備は核兵器であることに議論の余地はない。

　ロシアのやり方を見て、いまさら
『平和憲法』があるから戦争は起きない
等という寝言を言う輩は居ないだろ？

　日本の核武装は一夜にして可能だ。
あの馬鹿げた『非核三原則』を撤回して、
在日米軍に核武装を認めるだけでいい。
「日本が侵略を受けた時在日米軍は自衛隊が指揮する」
米軍がそう公言するだけでいいのだ。

（もちろん密かではあるが、自前の核兵器開発を怠ってはならない）