2022年2月26日

プーチンに勝機と正気はあるのか?

『核兵器の使用』まで口にして恫喝するという前代未聞のロシアノ暴虐に、世界中が怒りと不安に包まれている。
米国・バイデンの弱腰を見て、おそらく予定よりもはるかに大規模なウクライナ侵攻を開始したロシア。
被害者を装い自衛を口実にウクライナに多方面から侵攻したが、大部隊を持って極短期で制圧するというプーチンの目論見はどうやらはずれたようだ。

軍事的には米国に次ぐ超大国のロシアだが、経済的規模は世界の10位程度。アメリカの13分の1で韓国よりも下。
そんな国が核兵器を大量に保有する軍備を維持していること自体よく考えれば不思議な話である。

今回のウクライナ侵攻が
軍事大国ロシアの実態を
明らかにするかもしれない。

 

短期制圧を目指した大規模攻撃というプーチンの戦略は選択の結果ではなく必然だったのかもしれない。
長期にわたる部分的侵略は負担が大きくなりすぎるのでプーチンは大規模攻撃による短期制圧を目指した。

まるで太平洋戦争時の日本のハワイ奇襲戦法ではないか?


ところが、ロシアによる首都キエフ攻撃の第一標的とされるウクライナ・レゼンスキー大統領は、米国が用意した逃亡準備を断り、現地にとどまってロシアと戦う意思を崩さなかった。
その結果国民一丸となって抵抗を続けロシアに思わぬ被害が拡大している。
そしてプーチンが畏れたように、大規模攻撃が裏目に出てロシア軍の食料や装備が不足し始めたというニュースもある。
同時にウクライナとロシアの停戦調停も始まったと言われている。

第一の山場は今夜か明日中にロシアがキエフを制圧できるかどうかだろう。
もしできなければロシアは新たな選択を迫られる。

『戦術核兵器の使用』地獄の釜の蓋を開ける恐怖の選択だ。

 

キエフを制圧できないままの停戦はロシアにとって目も当てられない惨事である。
ロシアが強大な軍備の裏に隠してきた脆弱な体質を露呈しソビエト崩壊に次ぐ2回目の瓦解の時だ。

狂人プーチンが面目丸つぶれの停戦調停案を受け入れるか?
米国・バイデンは手をこまねいて世界を『狂人の道連れ』にするのか?


ウクライナ大統領の勇気が世界を救うかどうかはまだわからない。
しかしこの時態を日本の『平和憲法』信者はどう見ているのか!
メディアは真摯に日本国民に憲法改正の意思を問え!
まあ今の非日本的腑抜けメディアに期待するのが間違いか。

 


コメント(5)

  1. reporterより 

    バイデンはこの戦闘に一切関わるつもりはない。日中有事にも決して関わらないだろうということが透けて見える。パックスアメリカーナの時代も終わりだ。

  2. メロンより 

    青山繁晴氏曰く ドルとルーブルの交換を止めればロシアはたちまち干上がる そうです。なぜバイデン大統領はそうしないのでしょう?

  3. LENNONより 

    話し合い交渉で解決なんて平和ボケな事を言ってるからロシアに舐められてる。喧嘩もしたことの無いような奴等が役人や政治家をしてる事が地球の損失だ。力には力で対抗するって常識が抜け落ちている。銃には銃で核には核でってのが正しい手段だ。そして軍は自国の国民の為に命を賭けるのが正しく一人の独裁者に牛耳られるのは間違いだ。紛れも無く恥だ。現時点で正しい事は軍が間違った独裁者を殺せば正しい軍人の行為になる。誰が死ぬべきか殺すべきかは誰の目にも明かだ。

  4. 耄碌爺さんより 

    社会主義者は隣国が防火壁としての社会主義国であって欲しいと願い、はたまた民主主義者は隣国が防火壁の民主主義国であればよいと思っています。
    今回のウクライナはその見本のようなもので、コメディアン上がりの男前のアマチュア大統領が、NATOの国々におだてられて、プーチンの頭が狂っているのが解らなかったことにあると思われます。
    頭が完全に狂ったロシアの独裁者の事を、甘く見ていた責任は重いです。

  5. 耄碌婆さんより 

    必ずアメリカが助けてくれると思い違いをしていた、ゼレンスキー大統領の責任は重いと思うわ。

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