2021年7月20日

チープだろ?

 小山田圭吾君はミュージシャンだと言うがどういう人か全く知らない。彼は以前雑誌に「学生の頃に友達や障害者を苛めたことがある」と告白していたらしい。それが急に注目を集めた。

どうやら彼がオリンピックの開会式で使われる曲を作曲したことで過去の虐めが注目され批判が集まったようだ。
もしオリンピックになんか関らなかったらこんなことにはならなかっただろう。

「オリンピックに関わったからこうなった。」
「もし関わっていなかったらこんな目に会わなかった。」

この理不尽さに戦慄するのは私だけなのだろうか?
みな「小山田の自業自得・自己責任」と思っているんだろうか?

 

誰しも後ろめたいことの一つや二つ抱えているだろう?
せめて女の一人くらいは泣かせている(いたい)だろ?
男の一人や二人破滅させた女性だって山ほど居るはずだ。

なら、下手に成功して有名になったらそんな話まで明るみに出て、
社会的制裁と称する『顔の見えないネット民の苛めに』、
これまでの人生で犯した過ちを突き付けられ、
身も心もズタズタに切り刻まれるのを覚悟しなければならない。

決して小山田君の過去の虐めを擁護するつもりはない。
だが直接関係ないのに正義の刃を振りかざし、
他人の人生をすりつぶす人達に聞きたい。

楽しいかい?


もし今回明るみに出なかったとしても、
彼は雑誌にいじめを告白するくらいだから自分の心の傷という自覚があると想像する、いや自覚はあると期待したい。
何も感じていなければそんなこときっと忘れてしまうだろう?

ダイバーシティー(多様性)を大事にしようという人たちがいる。
だがその多様性は自分たちの主張に同調する人達だけに向けられている実に狭量な多様性に見えてしまう。

個人情報保護法なんてものを作った人たちは、
きっと自分の過去の罪が暴かれることを恐れてるからじゃないのか?

 

こんな問題に総理大臣がコメントしなくてはならない日本社会は小学生の学級委員会レベルに見えてしまう。

 

母親が子供の頃によく言っていた言葉を思い出す

『人の振り見て我が振り直せ』

 

私達が心掛けるのはただこれだけで、今よりもっといい結果を出せると思うのだが・・・。


コメント(1)

  1. reporterより 

    立憲民主党政調会長代行の川内博史衆院議員が21日、自身のツイッターに天皇陛下が臨席される東京五輪の開会式に関し「陛下が開会式で『大会の中止』を宣言されるしか、最早止める手立ては無い」と投稿した。投稿はその後、削除された。

    立民のおバカ記事。天皇陛下を戦争責任者と考えている人間にしか思いつかない戯言。

    この立民議員は「このまま五輪に入ることは、国民にとっても世界中から集まる選手·役員等関係者にとっても感染が拡大し混乱を引き起こすだけであると、皆分かっているだろう。総理も内心では心配なはずだ。しかし、誰も止められない。この状況は異常な状況なのだ、ということを言いたかったのです」と釈明した。オリンピックがすでに始まったこの時点でこんなことしか言えない政治家に国政は任せられない。つまり立民に国政を担う能力はないということです。

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