日本酒は旨くなった。本当に旨くなって私は世界で最もおいしい酒は日本酒だと断定する。４～５年前だったか酒屋の若主人から奨められて『新政』のカラーズを試してみた。その味・香りはそれまで私が持っていた日本酒の概念をことごとく覆した。
それ以来店主の奨める酒をちょくちょく購入して飲んだがこれらが尽く旨いのである。とはいえ私の好みは今のところ新政以上のものはない。

その酒店が無くなってしまた。ネット社会の波の押され、特に酒なんぞ山ほど種類がある商品をお店でそろえることなどできるはずもない。ネット通販に押されて廃業したのだろう。

そんなこんなでこちらもネット通販で酒を取り寄せようとすると

フザケルナ！なんだこの値段は！

『新政』各種が下手したら３～５倍くらいのぶっかけ値段で売っている。。
新政は本当に希少な酒になってしまったからまだいい方かもしれない。
バカみたいなのは、有名どころで一升瓶が４～５万、なかには３０～４０万円で売ってるところもある。

これら非常識な値段をつけるのは酒造メーカーにとっても迷惑だろう。
日本酒はそんなに高くない。悪いのは通販出品者だ。

本当に旨い日本酒でも７２０ミリリットルなら３～５０００円出しても惜しくはない。
今ネットでそのくらいで売られている商品はメーカー価格で１５００～２５００円ぐらいのものが多いだろう。
それでも２～３倍である。メーカーも腹立たしいことだろうね。

かといってワインやウィスキーなどのように樽で寝かせて醸す必要のない日本酒はコストが違う。
２０年も寝かせるとコストは上がる。しかし新酒の旨い日本酒は何十万なんかになるはずがないのだ。

せっかく世界一旨い酒と国際的にも認められそうなこの時期、守銭奴たちに海外の評価を落とさせたくない。
メーカーが高く売りたいのなら誇りをもって高額の値段をつけるのは構わない。あとは消費者の判断だ。
だがネットで利ザヤを稼ぐヤカラは世界一旨い日本酒を冒涜している犯罪者だ！

アマゾン・楽天！詐欺の片棒を担ぐのはやめろ！
ぶっかけ値段の不良通販業者どうにかしてくれ。
メーカーの希望小売価格表示を義務付けてくれ！
騙されたと思うと酒の味が台無しだろ！
酒飲みの楽しみを奪うな！このやろー！