右から沸き起こる政権批判
この処、いたたまれずに何度か安倍総理に苦言を呈してきた。不法韓国への生ぬるい対応、中国主席の国賓招待など目に余る裏切りに見えたからだ。
だが昨日久しぶりに『月刊HANADA(2月号)』を手にして驚いた。そうそうたる論客がそろって政権批判・総理批判を掲載している。これまで安倍応援団の感があっただけに、実に異様な感じがした。
門田隆将・・・・国会は『死んだ』のか
表向きは『桜を見る会』を持ち出して飽きもせずモリカケ同様に国会を空転させた野党批判であるが、結論は逆である。まことに手厳しい政権批判である。
「国民は与党に実に三分の二の議席を与えている。しかし肝心の与党は、55年体制にどっぷり浸かったまま、野党議員の人権侵害さえ正せない。それが通用する時代はとっくに終わっているのに、そこから抜け出せない安倍自民党には、やがて「巨大な鉄槌」が振り下ろされるだろう。
有本香・・・・・中国の北海道買収は「右翼」の妄想か
十年前から「北海道の土地が中国資本に買収されている」という情報を検証しているが実態を掴みかねている。現在の日本の法制度では、中国資本に一体どれだけ買われたか正確には把握できない。「この十年日本政府と国会は何をしていたのかと思うと絶望的な気持ちになる」。
終戦後八月十八日以降侵略してきたソ連軍から北海道を守った樋口中将を思い「現代の底の抜けたような日本と北海道に迫る危機に申し訳なさで視界が霞んだ」と結んでいる。
青山繁晴・・・・祖国よ、日本であれ
令和という新しい時代を迎えた年の終わりを迎えて胸の内・本心を語る。一点は皇位継承問題であり男系男子を基本とすべしという当然のものである。これに異を唱えることは祖国日本を失うことであると主張する。
もう一点はいかに中国と向き合うか。異様な攻撃性を持ち侵略的性格の中国から、独裁者『習近平』を国賓として迎える。これを決定をしたのが安倍総理であることを重大な問題としている。
青山氏の言葉は、何とかしてこの国賓招待を中止に持ち込みたいという思いに満ちている。
再登板する時に「日本を取り戻す」固く約束した安倍晋三総理が、その独裁者を国賓として日本に迎える。
この世は悪夢に満ちている。しかしこんな悪夢だけは見たくない。裏切りは人心を荒廃させるからだ。
これほどの痛烈な安倍批判は氏の過去の発言・文章の中に見たことはない。
安倍総理よ、私達に「なぜだ!」という嘆息を吐かせないでくれ。
期待を裏切らないでくれ。
憲法改正に政治生命を懸けてくれ
アメリカと同等かそれ以上だと思っている習近平は、国賓扱いでないと日本に来ないでしょうね。
阿部ちゃんも政権が長引いたので、独裁者が好きになって来たのと違いまっしゃろか?