2019年12月21日

日本の核武装は『ニュークリア・シェアリング』

以前、「日本が核兵器を持ったら即座に核攻撃する」とロシアが言ったことがある。

「核兵器拡散防止条約」(NPT)はそもそも日本とドイツに核兵器を持たせないためのものだ。
おかげでNPTに加盟していないインドとパキスタンは核兵器を開発した。北朝鮮もICBMを手にしつつある。

ところがトランプ大統領は「日本も核兵器を持つべきだ」という。
よく考えればこれは当然。日本が言い出さなければならない話。
日本周辺ではロシアと中国と北朝鮮が核兵器を所有して、物騒なことこの上ない。
はっきり言えば「日本が核兵器を所有していないことはあり得ない状況」なのだ。

 

日本が核兵器の悲惨さを訴えるのは結構だが誰が言うことを聞くものか。
この状況で敵国に核兵器を使用させない戦略をどうやって構築するか?

もっとも簡単なのが自前の核戦力を持つこと。だがむつかしいだろう。

なら「日本が攻撃されたら日本に協力して反撃する。その逆もまたあり」という核保有国と緊密な共闘条約を締結すること。


現に「事実上の核保有」を実現する方法がすでに稼働している。「ニュークリアシェアリング」で、核兵器を持たないベルギー、ドイツ、イタリア、オランダが、米国と結んでいる条約である。
ニュークリアシェアリングによって上記の4ヵ国は有事の際、米国の核を使って反撃できる。

もし米国が反対すれば、古い縁ある英国と条約締結することである。
英国は欧州における日本ともいえる立場にある。共闘は可能だろう。
その後アメリカを巻き込めばいい。

 

どう考えてもロシア・中国と平和条約・共闘条約は不可能だろう。彼らは日本に対する恐怖におののいている。
徹底してやるなら台湾を承認しフィリッピンを軍事拠点化し経済的にも中国封じ込めることである。

 

そうすれば中国がロシアに接近して対抗しようとする。北朝鮮も巻き込むだろう。こうなれば似非共産主義国家と元共産主義国家と共産主義王朝という共産主義系国家群と自由主義国家群の覇権争いである。
この場合は時間を掛ければ共産主義系国家群は自然崩壊する。

その後に、日本は大東亜共栄圏を提唱する。
来年の初夢である

 


コメント(1)

  1. 夢見る老婆より 

    「大東亜共栄圏」は夢のまた夢、もしそうなってもイギリスと同じで離脱しか有りませんね☺️
    見渡す限り日本と共栄出来る国は見当たりませんなぁ☺️

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