2019年6月21日

遅れてきた中国の哀れで儚い夢

 ///_今月9日、南シナ海のリード堆(中国名・礼楽灘)周辺に停泊していたフィリピン漁船が中国漁船と衝突し、沈没した。フィリピン漁船の乗組員22人が海に投げ出されたが、中国漁船はそのまま立ち去ったという。乗組員はその後、ベトナム漁船に救助された。この件でフィリッピン側は「中国側が故意にぶつけてきたのであれば断交する」とまで発言している。_///

 ///_3月には中国とベトナムなどが領有権を争うパラセル(西沙)諸島海域で、中国の海上巡視船がベトナム漁船に放水。逃げようとしたベトナム漁船が岩に衝突して沈没した。周辺国と摩擦が続く中国だが、中国漁船には中国の海上民兵が乗船しているケースも確認されており、関係国は神経をとがらせている。_///

 

 中国は、沖縄県の尖閣諸島も中国領と主張し、海警艦船・軍艦が毎日のように領海侵犯している。今のところ日本側が、沖縄漁民に「尖閣での操業を自粛するよう」要請しているので漁民に被害はないが、日本国の領海内でなんで日本漁船が操業自粛しなくてはならないの?

 中国漁船は、以前海上保安庁船に故意にぶっつけてきたことがあった。時の民主党政権が隠ぺいしようとしたフィルムが明らかになって大騒ぎになったのを覚えているだろう。取り押さえられた漁民のふてぶてしい顔が目に浮かぶ。彼らは漁師を装う軍人だろうと言われている。

 

 もし沖縄の漁民が尖閣で漁をすれば、フィリッピン・ベトナムと同じように攻撃してくるだろうか?
必ず攻撃してくる。大量の漁船を動員して、操業するふりをして沖縄漁船を攻撃しておいて、「日本漁船が攻撃してきた」という嘘をつき、「自衛のために反撃した」と云う。その挙句「攻撃された漁民が避難している」と尖閣諸島に上陸する。

 日本が軍事衝突を覚悟していなければ、絶対に間違いなくそうなる。
そうしなければ、これまで中国が主張してきたことと食い違うので、共産党政府はメンツをかけてそうする。
「対米・対露以外の国となら軍事衝突になってもかまわない」と思っている彼らにとって、人の命など羽毛より軽いのだ。

 ベトナムやフィリッピンなどは何をしてもいいと思っている。どんな抗議を受けようが聞く耳など持たない。いざとなれば武力攻撃も辞さない。絶対に勝てると踏んでいる相手には徹底的に凌辱してくる。中国とはそういう国なのだ。

 

 だから今、中国の本質に気づいた米国が覇権をかけて中国を封じ込めようとしている。この戦略を日本と他の同盟国は全面的に支持しなければならない。経済封鎖で中国を封じ込めるのは今を置いてない。この機を逃せば米中の経済は拮抗し、やがて本当に米・中戦争つまり第3次世界大戦が起きるからだ。

 

毛沢東がかつて語った言葉を忘れてはならない。

≪1957年11月に毛沢東がソ連で開かれた社会主義陣営の各国首脳会議に参加したときのエピソードを紹介した記事によると、毛沢東はこの会議で、当時のソ連共産党フルシチョフ第一書記の提唱する「西側との平和的共存論」に猛烈に反発して次のような過激な「核戦争論」をぶち上げたという。
「われわれは西側諸国と話し合いすることは何もない。武力をもって彼らを打ち破ればよいのだ。核戦争になっても別に構わない。世界に27億人がいる。半分が死んでも後の半分が残る。中国の人口は6億(当時 現在14億)だが半分が消えてもなお3億がいる。われわれは一体何を恐れるのだろうか」と。≫
 
毛沢東の「核戦争演説」が終わったとき、在席の各国首脳はいっせいに凍りついて言葉も出なかったという。さすがの共産党指導者たちも、「世界人口の半分が死んでも構わない」という毛沢東の暴論に「圧倒」されて閉口したようである。
 
「習近平はしきりに『毛沢東』を意識し彼の業績に並ばんとしている」という。
習近平が並び立とうとしている毛沢東は、このような人物であることを決して忘れてはならない。
 
 
そのうえ習近平は、直近の漢人国家『明国復活』を折に触れ口にする。直近といっても1368年から1644年、つまり750年も前のことである。それ以外に漢人の国家がないとは気の毒な事だ。
そして彼は知らないだろうが、『明』を滅ぼした『元』(蒙古族)によって漢人(古代中国人)は絶滅させられている。
 
習近平には気の毒だが、彼に漢人の血は流れていいない。あの顔はどう見てもモンゴロイドだろう。
哀れなるかな習近平。時すでに遅し。古代に咲き誇った絢爛たる中華は影も形も残っていない。

 

日本のように「西洋文明との相克」という近代を持たぬ中国は、金儲けの方法しか知らぬ根無し草である。
そんな中国が世界のリーダーになどなれるわけがない。せいぜいロシアや朝鮮と云った盗賊組の頭程度であろう。

 

日本を悪しざまに侮蔑する似非日本人よ。
しっかりと中国の行動を見よ。日本とかの国の違いをしっかり理解せよ。

そうでなければ君たちも中国と同じく根無し草の『野人族』に終わるだろう。

 

 


コメント(3)

  1. LENNONより 

    先ずは東シナ海南シナ海で操業する漁船は全て武装する事が必要だ。漁民同士で殺し合う覚悟が有ればだが。違法操業する様な奴はドンドン殺せば良い。甘い顔をしてるから調子に乗るんだよ。本気で抵抗すればビビるよ。それが中国人だ。

  2. おしとやかな婆さんより 

    ところで話は変わりますが、現在の世界の人口は0年前の2倍になりました。
    ところで日本を初め先進国は人口が減るのを何とかしなければと言うとります。
    ところで婆さんからの提案なのですが、先進国が率先して人口を減らせば良いのでは?
    ところで炭酸ガスの増加による地球温暖化は、世界の人口が半分になれば解決しませんか?

  3. おしとやかな婆さんより 

    現在の世界の人口は50年前の2倍です。
    100年前の世界の人口は現在の3分の1以下です。
    ちなみに100年前の日本の人口は約4,000万人でした。
    政府を上げて産めよ増やせよやっていますが、若い人が老人を養うつもりなら、
    永久的に人口を増やしていくしか方法がありません。

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