2019年5月21日

『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』

 ここに『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』(著者:加瀬英明/ヘンリー・S・ストークス)という本(祥伝社新書)がある。

「先の大戦は、軍国主義日本が中国を侵略し、それを阻止しようとした民主主義国家アメリカを攻撃して始まった」
という戦後日本で教え込まれ、今でも多くの日本人そして戦勝国連合(国連)加盟国の人々が信じているだろう歴史が、いかにアメリカの欺瞞に満ちたものか克明に記されている。

 アメリカは、先に火の手の上がったヨーロッパの戦争に参加するために、「我が国が責められない限り国民を犠牲にする戦争には絶対参加しない」という公約を破棄し参戦する口実に、「日本にアメリカを攻撃させる必要があった」。

そのためにあるゆる手段を使って「日本がアメリカを攻撃する」ように仕向けたのである。
かの本を読めばみな納得する。信じられないかもしれないがこれは事実である。

 

 こういっても、一旦すり込まれてしまった『常識』は簡単には覆らない。自分がそうだったからよく判る。
なぜなら日本人は実にまじめで人が良すぎるからだ。それを利用して、この戦争の日本責任論の根底には『日本の戦争犯罪』という罪の意識を植え付けられているから、さらに強固な思い込みとなっている。
それ等の『罪の意識』の代表が、中国の『南京虐殺』であり朝鮮の『従軍慰安婦』『拉致徴用工』である。

 

 ある反日弁護士が、「民族差別と女性差別と歴史修正主義が交わるところに従軍慰安婦問題がある。 俺はいつも言うのだが、従軍慰安婦問題こそ日本人のリトマス試験紙だ。この問題で正しい立場が取れない者を俺は絶対に信用しない」とハングル文そっくりの回りくどくて判りにくい言い方で、偉そうなことを言っているが、
「従軍慰安婦問題こそ日本人のリトマス試験紙だ。この問題で正しい立場が取れない者を俺は絶対に信用しない」というのは全く同感である。但しこの弁護士とは全く逆の意味だ。
「日本軍が朝鮮人女性を強制的に慰安婦にした」という日本人を私は絶対に信用しない。

 

 従軍慰安婦や南京虐殺を日本の戦争犯罪の根底に置く人達に、それらの客観的証拠を要求して、これまでまともな証拠一つでも示せた者はいない。かろうじてインドネシアの『白馬事件』があるが、これは一部の日本軍人がオランダ人女性を慰安所に監禁暴行したもので従軍慰安婦問題とは無関係であり、日本軍はその当時もすぐ当該慰安所を閉鎖している。
 しかしこの事件を利用して、日本人の高木健一弁護士はインドネシアで慰安婦被害者の登録運動を行った。幸いにもインドネシアでは、金を貰えると聞いた男性まで登録しようとして笑いものになって終わった。日本人の恥というべきですね。

徴用工は問題にもなるまい。望んでしかも先を争って日本に出稼ぎにきた朝鮮人である。「証拠写真として挙げるものすべて日本人の写真であった」という、ありえない杜撰極まりない無様な歴史考証には、もはや腹も立たず呆れている。

 

 トランプ大統領が韓国に訪問した時、突如、慰安婦女性がトランプ氏に抱きついた。お気の毒なことである。いつでもどこでも反日を忘れない韓国らしい演出だが、その時抱きついた女性が韓国内の反米デモに参加している写真が発掘されてしまった。
従軍慰安婦というのはこの女性のような人達である。北朝鮮の息のかかった勢力が組織的に行っている反日活動である。
(韓国の大統領には北朝鮮の息のかかったった人間が多い。そしてだんだん先鋭化している。)

 

 南京虐殺もとんと話題に上らなくなった。南京の地元の人たちは知っている。日本軍が30万虐殺したという石碑の前には「国民党軍が30万人の共産党軍を虐殺した」という石碑が立っていたのだから。
 南京虐殺が広まったのは、文化大革命の時、中国政府に媚を売りただ一社滞在を許された朝日新聞が、中国共産党のプロパガンダに協力して作られた捏造事件。このとき『従軍慰安婦拉致』問題の吉田清治の役割を担ったのが本多勝一である。

 朝日新聞特派員・本多勝一が『中国の旅』と題し、ノンフィクションという触れこみだったが、後に事実関係を問いただされた本多勝一は「中国から渡された資料を基に書いたもの。文句があるなら中共政府に云え」と開き直った。本多勝一は、自身の生年月日を1931年・32年・33年とまともに答えられなかったところをみると日本人ではなかったのだろう。

 

 南京虐殺、従軍慰安婦、強制徴用その他諸々日本に責められるべき戦争犯罪は何一つない。
一方、中国・朝鮮人たちが日本の民間人を襲撃して虐殺した事件は数え上げればきりがない。
もうそろそろ日本人は歴史を訪ね、自虐史観から解放されてもいいのではないか?

そののちに
『なぜアメリカは対日戦争を仕掛けたのか』を読めば、
わたし達は、暗い憂鬱と重い枷から解放され、晴れ晴れとほほ笑むことが出来るだろう。

 

この件について今さらアメリカを「どうこう」とは言わない。アメリカに媚びるわけでもない。
中・韓・朝・露以外の国と日本は良好な関係を保っている。昔のことを蒸し返す意味など何もない。
ただこれからは、二度と戦争をしないで済むように歴史の真実はしっかりと共有する必要はある。
その意味で日本は正しい歴史を主張する必要はあるのだ。賢明なやり方でね。

それにしても『中・朝・韓・露!』、この血に狂ったサメのような国々に囲まれた日本は、我がことながら気の重いことである。
トランプの居る間に、一刻も早い『台湾との合邦』を目指しましょう。


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