2018年4月5日

仮想で『通貨』ではない ゴミである

「金融庁が『仮想通貨』の法的規制を強める」などと言うニュースが流れてくるのだが、以前にも取り上げたがアレは『通貨』という紛らわしいネーミングが人々を惑わしている。
それを理解しているのかしないのか、相変わらずマスコミも行政も『仮想通貨』と呼び続けているのは何らかの悪意をもってする恣意的行為だろう。

その辺の山や河原に転がっているただの石ころのうち、珍しい姿・形のものに値段をつけて取引するような好事家はいるが興味がない者にはただの石ころ・ゴミ・クズに等しい。今もてはやされている『仮想通貨』はそのゴミに等しい石ころにすぎない。その石ころに「法的に規制を掛ける」ことなど誰も思いつかないだろう?

『仮想通貨』に行政が法的規制するのは、「石ころに『お墨付き』を与える」に等しい行為で、まさしく「日本国民の富を奪おうとする詐欺集団の片棒を担ぐ」ことになるのが判っているだろうか。

金融庁のやるべきことは

◆『仮想通貨』は通貨ではないとはっきり表明し『通貨』という名称の使用を禁止すること。
◆『仮想通貨』による決済は将来にわたって公的機関関連では決して行わないと表明する事。

これだけである。

『仮想通貨』はただの石ころ。ゆめゆめ惑わされることなかれ。
それでもブロックチェーン技術を主張する向きがいるだろうがそれは別の話。

国家が現在の通貨に代わる『ネット(仮想)通貨』を発行し管理するならそれは大いに役立つものになるだろう。
それにはまず、今の石ころの如きまがいものの『仮想通貨』を駆逐することが先決だろう。

 


コメント(1)

  1. 保守青年より 

    円の電子マネー化(現金同様、日本政府が管理する)は反対しないけど野放し状態の仮想通貨は完全な別物ですし、信用しにくいです。あと、どんなに時代が進んでも現金という存在は必要だと思います。

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