実に浅はかな韓国大統領が、北朝鮮のカリアゲ君の手招きにすり寄って、米国との同盟を危機にさらそうとしている。これまでいろいろと米国を逆なでしてきたのにまだ足らないのか、とうとう最後の一線を超えそうな状況である。
もし韓国が北朝鮮と手を握る事態になればアメリカはどうするのだろう。

面倒くさいアジアから手を引いて、中国と経済的融和策をとり日米同盟は実質的に破棄する可能性はないのか？
いやこれが実に大ありだから日本は困ってしまうのだ。

太平洋戦争もアメリカの『中国好き・日本嫌い』と有色人種差別が引き起こしたもの。
なぜか知らぬがアメリカには伝統的に『中国好き』が多い。
しかしこの点は日本も人語にお落ちない。
ただ日本の場合は中華文明を産湯に使ったようなものだから致し方ないのかもしれない。
アメリカの場合はおそらく新大陸を東から西に駆け抜けた『フロンティアスピリッツ』の延長だろう。

だからと言って、いまだ戦後の日本バッシングから抜け出せていない状態で『米中融和』されると日本は本当に干物になってしまう。
何としても『日本抜きの米中融和』という悪夢は阻止しなければならない。
その意味で今の韓国は『百害あって一利なし』、彼らは日本日本を貶めることにのみ喜びを見出しているからだ。
この際韓国は一切無視するに限る。これは日本の国是である。

もう一方の軍事強国ロシアも誠意のなさでは超一流。まともな期待はできない。

では日本は何をするべきか？
『台湾』・フィリッピンそして、できればマレーシア・インドネシアを含めた『島しょ国家連合』しかない。
その手始めは「日米同時に台湾を承認する」ことだろう。

産経新聞の記事にもあったが、『台湾に米軍基地』を置く。
これほど効果的な中国抑え込み戦術は他にないだろう。
苦しいがここでもやはりキープレイヤーはアメリカなのだ。

安部総理はここに日本の戦略主眼を置いて対米外交を行うべきでしょう。