トランプ大統領が重大発表を予告した上で発表。８日、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば

「世界がこれまで目にしたことのないような炎と猛威に直面することになる」

トランプ大統領は記者団に対し「米国をこれ以上脅かさないようにすることが、北朝鮮にとり最善の策だ」

最後の言葉など何とも閉まらない吉本喜劇風のこけおどしで、何もできない方が「許してほしかったら何もするな」
これがアメリカの言葉か？

これまで再三再四に渡って口先攻撃を続けてきたトランプ氏は『オオカミだ！オオカミが来るぞ』と北朝鮮に脅しをかけてきたが何の効果も得られず『オオカミ少年』にすら成れていない。
どういう手を使ったか知らぬが、国連安保理事会でロシアと中国に『対北朝鮮経済制裁』同意させることはできたが、これまで同様ざるのような底抜け規制だろう。

そもそも米軍がシリアに大量のトマホークを撃ち込んだ後、北朝鮮に一発でもトマホークを打ち込んでいれば全く違っただろうが、あの時北朝鮮の挑発になにもできなかったことで、北朝鮮にはすっかり足元を見られてしまった。
その後トランプ氏は金正恩に完全に無視されて、虚仮にされ続けている。

さてトランプ氏はどうするだろう？
まさかアメリカ大統領である自分がこれほど無力とは思わなかっただろう。
いや無力ではない。権力はあるが行使出来ないのだということに今頃気がついて呆然としているのだろう。

決断できないトランプ氏はどう落とし前をつけるか？
１）中露と折り合いをつけて『核大国三か国による核兵器共同管理社会』を目指す
２）北朝鮮の求めに応じて首脳会談を受け入れる
３）日・韓に核兵器を与え北朝鮮の対抗軸を作って手を引く

しかしどれをとっても日本にとっては最悪の結果しか生まない。それはアジアを中国の手中に収めさせることになるからだ。

一つ提案がある。多少廻り道に見えるが、

今叩けるうちにたたく相手は北朝鮮ではなく中国である
中国経済を叩き潰せば北朝鮮を干上がらせることができる。
同時にロシアに対しても経済制裁を行う。
そうすれば北朝鮮はさらに干上がる。

どうだろう？これなら北朝鮮はアメリカ日本に手を出す理由がないだろう？
両国に北朝鮮に支援する余裕がなくなれば、トランプ氏の口先攻撃もまんざらでもない気がするのだが・・・。