小池百合子氏の『都民ファーストの会』に合流するため自民党を飛び出した若狭勝衆議院議員が、自身の政治塾を開講すると発表。まあ『都民ファーストの会』の国政政党化を目指し『日本ファーストの会』の立ち上げを狙っているのでしょう。
もちろん小池百合子氏との間で話はまとまっているはず。

無理やり民進党から飛び出した細野氏もおそらく事前に相談はしているはず。これから民進党の迷える議員たちに誘い水を向ければ雪崩を打って離党する議員が出るかもしれない。
民進党の代表争いをしている枝野・前原両氏は、身から出たさびとはいえ随分と貧乏くじを引かせられたものだ。

ど素人の寄せ集め『都民ファーストの会』は都政だけなので都職員がいれば何とかなる。週に１・２回それも短時間の出勤で成り立っていた石原都政でそれはよく解った。だが国政はそうはいかない。
維新の会は橋下知事・市長が八面六臂の活躍で松井知事につないだが、大阪と規模の違う都政を預かる小池都知事にあの真似は出来ないだろう。

そのための若狭新党だろうが、彼にその力量があるかどうか？
しかしまあ狙い目は悪くない。上手くすれば一挙に今の民進党くらいの規模にはなるかもしれない。
ということは今の民進党は完全に崩壊するということだが仕方あるまい。
『貧すりゃ鈍す』で低レベル議員ばかりが目立つ民進党に未来はないだろう。

だから、若狭氏には荷が重そうだが、心してみんなの党の渡辺喜美氏のような軽口はたたかないことだ。

あれは何年前だったろうか。記者から重鎮たちの新党『立ち上がれ日本』の話に水を向けられ渡辺氏は、『何？立ち枯れ日本？』と悪びれもせず言い放った彼を見て眼をむいてしまった。
瞬時に「親の七光りを利用して伸びてきた渡辺喜美もここまでだな」と直感的に思った。
その後の彼は皆さんもご存じのとおり、見るも無残に落魄の身をさらしている。

全く話にならない低レベル民進党はつぶれるとして、
そこにいた低レベルが入って『日本ファーストの会』が生き延びるかどうかはまた別の話。

思い切って『純血主義』の国粋主義政党を作ってくれないかな？