2017年8月6日

歴史を書き変えるなら自国だけにしなさい

「大韓帝国の新たな研究は2000年ごろに始まった」こんな不思議な書き出しで始まるニュースが韓国では流れている。


韓国の日刊紙・中央日報によれば、2000年に李泰鎮(イ・テジン)ソウル大名誉教授が出した『高宗時代の再照明』という本によると
――――(省略)
日帝の全面侵攻に国軍と民軍(義兵)が力を合わせ、全国各地で6年間にわたってすさまじい「国民戦争」を繰り広げて抵抗した。その時敗北したからと言って、大韓帝国国軍をただの烏合の衆だと下に見るべきではない。
1901年、すでに韓国軍は日帝以外のアジアのどの国も持てなかった3万大軍の「新式軍隊」であり、乙巳勒約(第二次日韓協約、1905年)以降、3万国軍と民軍が合わさって組織された国民軍は14万1815人に達した。
清軍とロシア軍に勝った日本軍に戦いを挑み、戦いらしい戦いをした軍隊は、その後米軍を除いては大韓帝国の国民軍しかなかったが、このような事実を私たちは知らずにいる。―――以下省略

とまあこのようにして新たな歴史が今生まれようとしており、韓国民は大いに喜んでいるというのだが・・・・。
ふつうこれを『歴史捏造という嘘』というのだが、そんなことはお構いないようです。


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何でか知らないが映画『猿の惑星』を思い出してしまった。
人間の姿はしているが退化した人類が進化した猿に支配されている世界の倒錯感がよみがえる。


人間としてみれば全く理解できない。
「2000年つまり100年後に歴史研究が始まると、新しい事実が次々と発掘されそれまでの歴史がことごとく書き換わる」つまり彼らは歴史のファクトが変わったと喜んでいるのだ。気がくるっているとしか思えない。
新たな発見により事実の持つ意味が変わることはありうるが、歴史的事実そのものが変わるはずもなく変えてもならない。


まるで『同じ言語』を話しながらその単語や文節の意味が全く違っていている、そんな苛立ちと困惑を感じる。
話し合いも協力も全くするつもりがないくせ、自分たちの主張を通す球だけの話し合いを求めてくる狡さを感じる。
こんな人達をいつまで相手にするつもりなのだろう。

 

 


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