2017年7月8日

核兵器禁止条約に意味はあるのか?

国連で『核兵器禁止条約』が120ケ国あまりの賛成で可決されました。喜びを爆発させる会場内の映像が流されています。
しかしここに日本国は入っていません。早速日本のメディア、マスコミそして野党はこの結果を受けて日本政府の対応を批判し政府・政権攻撃を始めるでしょう。

ついこの間日本の弁護士会は『死刑廃止』を宣言しました。
メディアは戦争放棄をうたった憲法九条の改正に反対します。

このように表明し宣言し憲法に表示記載すれば、犯罪がなくなり・戦争が起こらなくなり・核兵器が地上からなくなるのならもろ手を挙げて賛成しますが絶対そうはなりません。現実に目を向け冷静に判断することを放棄した人たち・つまりリベラリストは既に錯誤を起こしています。錯誤の結果はエゴに支配された大国による人権蹂躙です。それに手を貸すだけです。

いや彼らの本当の姿は本当の意図を隠し、すでに大国にからめとられその手先となって人権蹂躙に手を貸している人たちかもしれません。

北朝鮮という狂気の独裁国家が核兵器を手に「日本の首都を火の海にしてやる」などと世界に宣言するこの状況で、国連がやるべきことはこんなあやふやな『核兵器禁止条例』ではなく、「狂気の国の核兵器をどうやって取り上げるか?」という議論のはずです。
それに対する勧告の一つも出せない国連で『核兵器禁止条例』とは下手なジョークを聞くようです。
核兵器を持つ国に『核兵器禁止条例』に参加させるためにどうすればいいか真剣に議論するのが先です。

このような願いはもうすでにむなしいものなのでしょう。
国連に一番夢を持っていたのは日本ですが、国連は未だに敗戦国日本を非難することで金儲けを企んでいる人達であふれています。

日本主導で国連改革をするのが先だと思います。

 

 


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