ジャニーズ事務所は、社長・藤島ジュリー景子氏に代わって同社タレントの東山紀之氏が社長に就く。
犯罪者ジャニー喜多川の娘である前社長は会社の株１００％を所有し代表取締役のままだという。
そんな会社で東山君は「人生、命をかけて取り組む」と言い切るが、一体何に取り組むのだろう？

東山君にはお気の毒だが、これは引き受けるべきものではなかったと思う。

この特異な事件に関して、日本社会には「犯罪に対する歪な甘さ」が見て取れる。
恐らくマスコミは気が付いているだろうが自分達にも責任があるので口をつぐんでいる。

ジャニー喜多川の異様な性犯罪というだけにとどまらず、
年端もいかぬ少年をアイドルに仕立て上げ芸能界の一大勢力となり、
その看板・組織の力で次々と少年たちを罠に誘い込み、
世界に類を見ない多数の性犠牲者を生み出し続けた。

犯罪を起こしたのはジャニー喜多川ただ一人とみられるが、
この事件には腑に落ちない点が多い。

　次々犠牲者が増えているその状況を知りながら、芸能界とメディアは共に隠蔽に協力し続けた。
犠牲者のはずのアイドル達やアイドルの卵といった子供達が口を封じられているように見える。

とはいえ多くの子供たちが、皆そろって口をつぐんでいたとは到底信じられる話ではない。
ジャニー喜多川から受けた被害を、親に相談した子供たちが少なからずいたはずである。
では、子供達の訴えを聞いた親たちは、なぜ会社に抗議し性犯罪として告発しなかったのか？

　あまり想像したくない不快な状況だが、
我が子をアイドルにしたかった親達が、子供たちに口止めをしてしまったのではないか？
もしそうだとしたら、子供たちの夢を口実に、親たちまでこの事件の片棒を軽いだ。
そうして、芸能界に『メディアと家族が結託したおぞましい闇』が生まれたのではないか？
そうして半世紀に及ぶ被害の連鎖が、被害者の告白という唯一のひびからついに公になった。

ジャニーズ事務所、東山信社長、藤島ジュリー景子代表取締役は
いまだに生き残りを図っているようだがもともと無理な話である。
足掻けが足掻くほどこの事件は世人の目を覚まし、球団の声は大きくなる。

　本来の日本人なら、
ジャニー氏の死を幸甚とし、彼の罪を公開し、関係者は切腹（現代では無理だから、会社と社員の全財産を被害者の弁済にあて解散だ）するべきだったのだ。

そしてなにより、半世紀も日本国民を騙し続けてきたことを謝罪すべきだったと思う。

ジャニーズのタレントの中に、この事件を知らず後ろめたさを感じる必要のないタレントがいれば、堂々と他の事務所に移って頑張ればいい。

しかしメディアもジャニーズのタレントも芸能人も、いまだに自分達も加害者であることに気づいていない。
テレビに出て、へらへら笑っている。
このようなメンタリティーは本来の日本人のものとは思えない。そこが最大の謎だ。

放っておけば、今現在「世界一民度が高い」と称賛される日本が
世界中から罵声を浴びせられる可能性だってあると思っている。

昔から日本の芸能界は日本人の予想を超える多数の韓国人が活躍している。周知の事実だ。
芸能界のみならずスポーツ界にも多くいた。そのうえ反社闇勢力も彼らのものだった。
未だにその名残は残っている。
その上近年は司法界にも堂々たる勢力を築いている。
NHKやマスコミ、そして日本の公共機関にも人知れず入り込んで、
シレっと反日行動をしていることは容易に想像がつく。

このよう現在日本の状況が、
ジャニーズの事件をうやむやなままやり過ごそうとする、
非日本的行動に繋がっているのではないかと私は憂えている。

隠せば隠すほど傷口は広がる。
嘘をつけばつくほど惨めな結果になる。

ジャニーズのタレント達よ。
日本人として生きたいのなら
自分達も被害者だと思うなら、
これ以上の被害者を出さぬよう、
堂々と被害をつまびらかにし、
新たな人生を切り拓かないか？