2017年5月23日

学者馬鹿?そんないいもんじゃありません

『役者馬鹿』という言葉がある。「どんな経験も芸の肥やし」と少々羽目を外しても芸人の場合大目に見てもらえる。
学者だって一所懸命研究してれば多少世間ずれもするが、庶民と掛け離れた知識があれば『学者馬鹿』として尊敬されるだろう。

ところが、どういうバックボーンがあるのか知らないが一部の憲法学者達が

「自衛隊はすでに国民に受け入れられているから改憲は必要ない」
と主張し、現安倍政権の改憲提議に反対しはじめた。

「安倍総理は、9条の改正については自衛隊を憲法違反の存在だと言われないようにするという理由が示されているが、是が非でも9条を変えたいというみずからの願望を遂げるため、自衛官の尊厳を改正の手段として扱っている」と主張しましたとさ。

そっちこそ「是が非でも9条を替えさせたくないという願望を遂げたい」だけじゃないか。
日本弁護士会は『アホの塊』と思っていたが、弁護士の卵に教えを説く学者様達がこれでは、巣立つ弁護士がアホになるのも仕方あるまい。

こりゃあ『学者馬鹿』ではなく『馬鹿学者』、恥を知れと言いたい。


するって―となにかい?国民が受け入れたから憲法違反でも問題ない!っていう事かい?
なにそれ?憲法より『ミンイ』が優先するの? あれれ?どこかで聞いたような話だな?
たしかそういう国があって、某大新聞が『民主主義先進国だ、日本も見習え!』なんて持ち上げてたけど、
ローソクもってデモしたら政府がそれに従うことが『民主主義』とは恐れ入る。
きっとその新聞社の記者は、『デモ』はデモクラシーの略だと勘違いしているに違いない。

この間までは「自衛隊は憲法違反である」といっていながら、いざ国民が「自衛隊を憲法で認めよう」と言い始めたら、「すでに国民が認めているから改憲は必要ない」

この人たちは1年後に自分の言った言葉を振り返れば「恥ずかしくて穴があったら入りたくなる」に違いない。
いや!違うなあ。そんな殊勝な気持ちがあればこんな『嘘』などつけない。
まあせいぜい勘違いしてふんぞり返ってればいい。そのうち祖国からお迎えが来ることでしょう。


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