2023年4月21日

NATO Vs ロシア

 2022年2月、NATOに加盟しようとしているウクライナを「許せない」と攻撃したロシアだが、
2022年5月に正式に加盟申請をしたフィンランドNATO加盟が、最後のトルコの承認をもって2023年3月末に実現した。

 ウクライナは何もできはしないと高をくくって攻め込んだロシアが、思わぬ反撃を食らって目を白黒させているところへ、
フィンランドとスェーデンがNATO加盟申請、そして今回フィンランドNATO加盟。
その内、国内問題を引き合いに出して承認を渋っているトルコが軟化すればスエーデンも正式加盟となるだろう。

 これに対しロシアは、報復を警告したものの実際には何もできないでいる。
なぜならフィンランドは昔からロシアの脅威だったから。
彼らは『フン族』の末裔と称して勇猛果敢、「ロシアに負けたことはない」と言って憚らない国だ。

 つまりロシアがウクライナにやっているのはただの弱い者いじめということ。
しかもロシアの思い込みは一方的なもので、なめ切っていたウクライナにも手こずっている。

第一次世界大戦でロシア王朝は滅亡したが、第二次世界大戦で結局ソヴィエト連邦も崩壊。
今回のウクライナ侵攻で、ついにロシアそのものが消滅しかねない事態になった。

NATOはなぜベラルーシを封鎖し破綻させないのだろう。
ロシアを孤立させ、ウクライナ侵攻を諦めさせるには
それが最も手っ取り早い戦略だと思うのだけど?

もう一つ、なぜ日本はNATOに加盟申請しないのだろう?
(領土を奪われ、ロシアと国境を接してるのに・・・)


コメント(2)

  1. 物知り婆さんより 

    憲法第9条をぶら下げていては、NATOに入れて貰うのは難しいでしょう。
    自由で開かれたインド太平洋(FOIP)を提案した、安倍さんが道半ばで逝ったのが痛恨の極み。

  2. LENNONより 

    NATOは北大西洋条約機構だが日本は北太平洋。遠過ぎる。昔一時期日英同盟はあったがその後敵同士で戦った。NATOが名称変更でもして民主主義同盟とでもなれば日本も参加出来るかも?但し今の憲法では無理だね。憲法改正か変更して正式に自衛隊改め日本国軍にでもなれば別だが。その為には日和見主義の現内閣とその母体の宏池会が消えれば。それと公明党の連立解消も不可欠ですな。先日イギリスと戦闘機の共同開発など良い兆候はあるけど。

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