2022年11月12日

無法日本 口は禍の元

 伊藤詩織さんへの名誉棄損として、ツイッターに投降した人、それに止まらずその投降にリツイートした人に次々と賠償命令を伴う判決が相次いでいる。
いやいや、これはよく判らん。日本の法律は一体どうなっているんだろう。

元々は2015年に伊藤詩織さんがジャーナリストの山口敬之さんと食事に行き、その後酩酊状態で性暴行を受けたと訴えたことに始まる。
山口氏は当時すでに著名なジャーナリストであり安倍総理にも近いと言われていた。一方の伊藤さんはジャーナリストを志していたようだが、世間的には全くの無名と言ってよい存在。

もうこれ以上は書くのはよそう。日本の司法は恐ろしい。ポチっとリツイートで賠償金判決が出るくらいだから何をされるかわかったものではない。

 

 伊藤さんの告訴を受けたこの事件は、刑事訴訟は2016年7月に嫌疑不十分で不起訴となり、後に検察審査会でも不起訴相当と議決した。つまり山口氏は犯罪者ではなかったということ。これが事実である。

私が不思議に思うのは、
防犯カメラの普及により様々な情報が公になっている事件で、検察審査会まで開いて嫌疑不十分の『不起訴相当』。

つまり無罪が確定している事件で、その

「無罪の相手を名誉棄損で訴えられる」
「それを民事とはいえ事件として受理する」
「無罪の人間に民事で賠償金を課す」

この司法理論が全く理解できない。
「嫌疑不十分というのは無罪とは違う」そう思ってるのか?

それこそ非論理的で、司法を無視した名誉棄損だろう!

 

無罪であると証明された人間が自分は無罪であると主張する、
その行為のどこに瑕疵があるのだろうか?

まあ今の世の中は「その人が被害を受けたと思ったら被害者なのだ」と
バカボンのパパみたいな立派な人権主義者が胸を張って睥睨しているので
私なぞ小さく縮こまって砂に潜って生きるしかないのだ。

ああ私は貝になりたい・・・・。

 


コメント(2)

  1. 賢い爺さんより 

    待っていた電車が満員だったら、一つ二つ後の電車に乗るようにしています。
    乗ったら婆さんでも背中になるように立ち、両手を上げて壁かつり革を掴む。
    この年になってから「会社役員70代男性」なんて新聞に載りたくないものね。

  2. LENNONより 

    無法と言うより裁判官が馬鹿で無能だって事の証明でしょう?司法試験や司法が何の為に有るのかをご存じ無いのかも?まさか東京大学法学部卒?であれば納得。国立大学は左巻きの教授陣に占拠されてるらしい。文科省は何もしなくて良いのかな?文科省も反日分子が紛れてる?

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。
  • コメント欄に入力できる文字数は500文字までとなります。